国立劇場おきなわにおける文化の祭典
沖縄の伝統芸能が一堂に会する「琉球舞踊特選会」と「組踊公演具志川大軍」が、2025年2月に国立劇場おきなわで開催されます。
歴史ある琉球舞踊の魅力
今回の琉球舞踊特選会では、国指定の重要無形文化財である琉球舞踊の保持者たちが、その至高の技術を2日間にわたって披露します。特に、今回は第2次および第3次認定保持者による一人舞に焦点を当て、極めて魅力的な演技が繰り広げられます。
公演のプログラム
- - 日程: 2025年2月8日(土)、9日(日)
- - 開演時間: 14時
- - 場所: 国立劇場おきなわ大劇場
8日のプログラムには、県指定無形文化財「沖縄伝統音楽箏曲」の保持者による箏曲斉唱が予定されており、9日には組踊の地謡保持者による古典音楽斉唱が華やかに演出します。観劇料金は一般4,200円、友の会3,360円、大学生2,000円、3歳以上高校生以下1,000円となります。2日通し券も6,300円で用意されています。
詳しくは、
国立劇場おきなわの公式サイトをご覧ください。
組踊「具志川大軍」の再演
続く22日(土)には、組踊「具志川大軍」の公演が行われます。平成21年の復活上演から、国立劇場おきなわでの自主公演としては初めての上演となります。この物語は二人の娘が男装して敵討ちに向かう様子を描いたもので、他の敵討物とは一線を画す独特の演出が評価されています。指導には技能保持者である島袋光晴氏と中村一雄氏が関わっており、中堅・若手の才能が一堂に会する華やかな舞台が期待されます。
特別イベント「ザ・談会 Vol.5」
さらに、この公演の前には友の会会員限定で「ザ・談会 Vol.5」が開催されます。時間は12時から小劇場で行われ、出演者には花岡尚子や知花令磨などが名を連ね、聞き手は金城真次芸術監督が務めます。
- - 日程: 2025年2月22日(土)
- - 開演時間: 14時
- - 観劇料金: 一般3,700円、友の会2,960円、大学生2,000円、3歳以上高校生以下1,000円
詳細情報は、
国立劇場おきなわの公式サイトで確認できます。
文化の深い沖縄で、伝統的な舞踊と演劇の真髄を体験するこの機会をお見逃しなく。琉球舞踊と組踊の世界が、皆様を待っています!