「大麦料理レシピコンテスト」栄養士と教諭対象の募集開始

大麦料理レシピコンテストのご案内

大麦を利用した料理のレシピを広く集める「大麦料理レシピコンテスト」の開催が決まりました。このコンテストは、栄養士や小学校の食育・家庭科教諭を対象としていて、参加者は家庭向けまたは給食向けに大麦を使用したレシピを提案することが求められます。コンテストは2017年9月1日から10月31日まで応募を受け付けています。

応募資格と内容

応募資格は、栄養士および小学校の食育・家庭科教諭です。求められる内容は、主食、主菜、副菜、デザート、飲料など、料理の種類は幅広く選べます。家庭で手軽に作れるレシピや、学校給食向けのものも対象となります。これは、参加者が自らの創意工夫を活かした料理を通じて、大麦の魅力を探求する良い機会です。

応募方法

応募者は、料理名、作り方、材料、そして料理写真を添えて、指定の宛先に郵送またはメールで送信することが必要です。応募先は、株式会社全教図の「大麦料理レシピコンテスト」係で、東京の豊島区に所在しています。電話やメールでの問い合わせも可能です。

賞品について

本コンテストには、特に優れた作品には賞品が用意されています。最優秀賞には図書カード3万円分が贈られるほか、優秀賞には図書カード1万円分が2名、アイディア賞に対しては図書カード3000円分が5名に授与される予定です。これにより、参加者は自らのアイデアが評価される喜びを味わうことができます。

審査方法

全麦連の担当者や管理栄養士による審査が行われ、入賞者にはコンテスト係から直接連絡があります。入賞することで、多くの人に自分のレシピを知ってもらえるチャンスが広がります。

大麦への注目

大麦には食物繊維が豊富に含まれており、特に水溶性食物繊維であるβ-グルカンが健康に良いとされています。生活習慣病の予防にも寄与するなど、その機能性が近年注目されています。全麦連は、こうした大麦の健康面に関する情報を発信することで、より多くの人にその魅力を伝えようとしています。

また、全麦連は、小学校向けに「大麦のはなし」という副読本も発行しており、授業での活用を促進しています。内容は、大麦の栽培や生産過程、栄養素などを学ぶことができ、小学生にも理解しやすい内容になっています。これにより、子どもたちが大麦の理解を深め、食育につなげる助けとなることを願っています。