インド工科大学カラグプール校にCognaviが導入
株式会社フォーラムエンジニアリングは、自社のインド子会社であるCognavi India Private Limitedが、新卒向け就職支援サービス「Cognavi」を、インド工科大学カラグプール校に導入したことを発表しました。この導入により、国内の名門大学であるインド工科大学(IIT)群の中で、7校目の採用です。
IITカラグプール校は、政府設立の工学系専門大学であり、教育省が発表する高等教育機関ランキングで6位に位置します。また、Googleの現CEOであるSundar Pichai氏がこの大学の卒業生ということでも知られています。同校は特にスタートアップを支援するためのテクノロジーパークや起業支援センターを早くから設置し、革新を促進しています。
Cognaviの役割と利点
「Cognavi」はAI駆動型のプラットフォームを使用し、高度な技術を持つ学生を適切な雇用機会と結びつける支援を行います。企業はIITカラグプール校の優秀な学生に容易にアクセスでき、従来の採用プロセスの効率化を図ります。これにより、企業は求めるスキルを持つ候補者との出会いを期待できます。
フォーラムエンジニアリングは、すでにインド全土で7つのIITと協力関係を築いており、Cognaviの提供を通じてさらにその存在感を強めています。急成長を続けるこのプラットフォームは、2023年6月の開始以来、34万人以上の会員を維持しています。
Work in Japanによる国際的な繋がり
「Cognavi」導入に伴い、フォーラムエンジニアリングは日本での就職を希望するインドの学生向けに「Work in Japan」というサービスも運営しています。このサービスにより、日本企業は優秀なインドの学生を採用する機会が増えており、国際的な人材交流が促進されています。
フォーラムエンジニアリングは、今後もIIT各校へのサービス提供を継続し、大学キャンパスへのさらなる展開を目指して取り組みます。これからの時代において、企業と学生とを繋ぐ新しいインフラを構築し、採用過程の簡素化や産学連携の強化を実現することを目指しています。
フォーラムエンジニアリングの概要
フォーラムエンジニアリングは、エンジニア派遣事業を中心に、経験者の転職支援や企業研修などを行っています。本社は東京都港区に位置し、設立から数十年の歴史を持つ企業です。AIを活用した独自の「Cognavi」システムによって、エンジニアと求職者のマッチングを行い、企業の人材不足解消に寄与しています。
今後も、グローバルな人材マッチングの重要性は高まっていくことでしょう。フォーラムエンジニアリングの取り組みは、その一翼を担うことが期待されています。