クラウド監視カメラの新展開
2015-06-15 13:32:49

アロバとキヤノンが共同でクラウド型監視カメラサービスを展開

アロバとキヤノンが手を組む、新しい監視カメラサービス



アロバとキヤノンマーケティングジャパンが、この度「アロバビュークラウド」を活用したクラウド型監視カメラサービスで協業することを発表しました。この取り組みは、鉄道や官公庁から小売店舗に至るまで、実に10,000社以上の導入実績を誇る「アロバビュー」を基盤にしています。ここでは、この新しいサービスの特長とその意義について詳しく掘り下げていきます。

安定した運用環境の提供


まず、「アロバビュー」の長年にわたる実績がリードする安定稼働が大きな魅力です。機器の故障が原因で録画が停止するリスクが回避でき、ユーザーは安心してこのサービスを利用できます。従来のシステムでは必要とされていた環境構築やメンテナンスも不要で、手間いらずの運用が可能です。

高度なセキュリティシステム


次に、二重鍵暗号化方式を採用することで、データの安全性を高めています。万が一データ漏洩が起こった場合でも、復号化鍵がなければ再生できないため、高いセキュリティを実現しています。また、3拠点による冗長保存を行っており、堅牢性は99.999999999%(イレブンナイン)に達します。

経路暗号化によりVPN不要


従来の監視カメラシステムではVPN(仮想プライベートネットワーク)が必要でしたが、アロバのクラウドサービスはカメラからクラウドへの映像配信経路を暗号化しているため、VPNを用いる必要がありません。これにより、コストの削減が可能となり、通常のインターネット回線で安心して利用できます。

いつでもどこでも監視可能


また、スマートフォンやタブレットからの遠隔監視を実現しており、移動中でも監視を続けられるのが大きな利点です。業務の効率化を追求する企業にとって、大きな強みとなるでしょう。

導入・運用コストの削減


従来の監視システムと比較して、サーバーの購入が不要で、故障しやすいハードディスクがクラウド上に存在するため、運用コストは大幅に削減できます。機器の故障頻度も低いため、修理対応にかかる費用も軽減されます。これにより、企業はより効果的にリソースを運用できるようになります。

省スペースの実現


また、サーバーを設置する必要がなく、オフィスや店舗でのスペースを有効に活用できるのも、クラウド型サービスならではの特徴です。

今後の見通し


ネットワークカメラ市場は、社会的な防犯意識の高まりとともに拡大を続けており、アロバはこのニーズに応える形で「アロバビュークラウド」の展開を進めていきます。防犯や監視はもちろん、マーケティングや顧客サービスの向上など、多岐にわたる用途に応じた活用が期待されます。

このように、高度なセキュリティとコスト削減を兼ね備えた新しい監視カメラサービスによって、アロバはさらなる成長を目指しています。詳細な情報は、アロバの公式製品サイトで確認することができます。

会社情報

会社名
株式会社アロバ
住所
東京都渋谷区渋谷2-12-19東建インターナショナルビル8F
電話番号

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