日本一やさしいトライアスロン大会「前橋トライアスロンフェスタ」
2024年9月28日、群馬県前橋市で「第8回前橋トライアスロンフェスタ」が開催されます。このイベントは「みんなで楽しめるトライアスロン大会をつくりたい」という思いから始まり、初回が2017年に開催された後、コロナの影響で中止もあったものの、今年で迎える第8回大会となります。
多くの人々がトライアスロンに挑戦できるよう、各種目の距離が短く設定されているのが特徴です。水泳は屋内プールで行われるため、通常の海や湖とは異なり、子どもたちや初心者でも安心して参加できる環境が整っています。また、シティサイクル(軽快車)を使用することもできるため、高価な自転車を持たなくても参加できる手軽さがあります。これらの要素が組み合わさり、「日本一やさしい」というキャッチフレーズが生まれました。
低いハードルでの挑戦
なぜこの大会は参加しやすいのでしょうか。まず、以下の3つのポイントが挙げられます。
1.
種目の距離が短い -各種目の距離が短めに設定されており、初心者も気軽に参加できるよう配慮されています。
2.
シティサイクルの使用 -シティサイクルを使用可能なため、高価な専用ロードバイクを購入する投資が不要です。
3.
屋内プールでの開催 -通常のトライアスロン大会が自然の水域で行われるのに対し、屋内プールを使用することで、参加者は安心して競技に臨むことができます。
これにより、「トライアスロンに興味はあるが敷居が高い」と感じていた方々も気軽に参加しやすくなっています。
多彩な競技種目
大会では未就学児から小学生、さらにはビギナーやパラの部など、様々な部門が用意されており、家族や友達同士で参加することができるのも魅力の一つです。参加者同士の声援が交わされる中、地域の絆が深まる瞬間も見られます。また、緑豊かな松林や利根川の景色を眺めながら、爽快感を味わいつつ競技に挑むことができます。
前橋の自転車文化を普及
この大会は「自転車のまち」として名高い前橋市のイメージ向上を目指して始まりました。自転車競技が盛んな地域であることを活かし、トライアスロンという新しいスポーツイベントを通じて町を盛り上げたいという願いが込められています。毎年多くの参加者がこのイベントを楽しみにしており、「自転車のまち」をさらに活性化させる一助になればと考えられています。
障がい者も安心して参加
新たに設けられた「パラの部」では、パラリンピック日本代表選手の木村潤平さんがサポートを行います。障がいを持つ方々がトライアスロンに挑戦するための支援が行われており、安心して挑戦できる環境が整っています。木村さんはパラリンピック大会でも成功を収めた実力者で、多くの応援を受けながら大会を盛り上げる役割を果たしています。
概要
- - 大会名:第8回前橋トライアスロンフェスタ
- - 開催日:2024年9月28日(土)
- - 会場:群馬県立敷島公園、前橋市国体道路
- - 主催:前橋トライアスロンフェスタ実行委員会
- - 共催:前橋市、前橋市まちづくり公社
- - 主管:群馬県トライアスロン協会
- - 特別協賛:株式会社メモリード
- - 申込期間:2024年4月15日(月)~8月16日(金)
- - 公式サイト:前橋トライアスロンフェスタ公式サイト
トライアスロンに挑戦してみたかった方、仲間と共に楽しみたい方、ぜひご参加を検討してみてはいかがでしょうか。