防災意識を高める親子参加型ワークショップ
2025年2月22日(土)、神戸市に位置する映画館OSシネマズ神戸ハーバーランドにおいて、親子で参加できる防災ワークショップ「つくって学んで!防災マスター」が開催されます。このイベントは、阪神・淡路大震災からの教訓をもとに、地域の防災意識を高めることを目的としています。
CINE LABの取り組み
オーエス株式会社が運営するCINE LABは、映画館を地域文化の発信地として活用するプロジェクトです。このワークショップでは、災害時の行動について実践的に学べる体験型のミッションが用意されています。
参加者たちは、日常の備えや、震災発生時に必要な人命救助の方法、避難所での過ごし方を楽しく学びます。自助・共助の重要性を理解しつつ、実際の体験を通じてその知識を深めることが期待されています。参加を希望する方には、事前の登録が必要です。
ワークショップの内容
1. 災害対応チャレンジ
ワークショップの最初のセッションでは、新聞紙や段ボール、ビニール袋を用いて、親子でアイデアを出し合いながら、災害時の有効な対応策を考え、実践します。具体的な内容は以下の通りです。
- - 足元の安全対策:災害時に足元に散らばる危険から身を守る方法を体験し、丈夫な新聞紙スリッパの作り方を学びます。
- - 負傷者救助:少人数でも負傷者を助けるための即席担架の作り方を考慮し、実際に作成してみます。
2. 避難所生活体験
次のセッションでは、実際の避難所セットを使った体験が含まれます。参加者は神戸市が提供したテントや段ボールベッドを用いて、現実的な避難所設営を経験します。避難所生活では、停電時や温度変化への対応方法、防災グッズの効率的な使い方についても学びます。
3. 災害時トイレ体験
災害時に必要なトイレの使用知識を提供し、実際に簡易トイレを使いこなすトレーニングも行います。
4. 防災CM広報体験
希望する参加者にはもう一つのセッションが用意されています。自分自身の防災に対する心構えを、カメラの前で発表してもらうという内容です。撮影した映像は編集され、後日OSシネマズで放映される予定です。
講師と参加情報
このワークショップを指導するのは、神戸での防災活動に積極的に取り組む久保功氏です。彼は防災士として、独自の経験を通じて参加者に重要な知識を伝えます。
ワークショップは、小学1年生から6年生までのお子様が対象で、各回先着12名が定員です。参加は無料ですが、会場への交通費は各自負担となります。参加希望者は専用のURLを通じて、事前に申し込む必要があります。
地域の防災活動に参加しよう
今回のワークショップは、地震などの自然災害に備えるための貴重な機会です。親子で一緒に参加し、地域の防災への理解を深める良いチャンスになること間違いありません。みなさまのご参加を心からお待ちしております。「つくって学んで!防災マスター」で未来の防災士を目指してみてはいかがでしょうか?