奈良の能楽魅力
2022-10-07 11:00:01

奈良県で体感する日本の伝統芸能「能楽」の魅力とは?

奈良県で広がる能楽の魅力



日本の伝統芸能、「能楽」の魅力を体感できるイベントが奈良県で開催されます。これは日本の歴史深い文化を広く知ってもらうことを目的とした「能の発祥地奈良魅力発信プロジェクト」の一環です。特に注目されるのは、2023年10月22日と23日の二日間、奈良市の総本山長谷寺本堂にて行われる「奈良・金春流特別公演能楽「翁」」です。

能楽の魅力と未来を展望する「翁」



能楽は、650年以上の歴史を持つ日本古来の舞台芸術で、その根底には深い精神性と美学があります。本公演のハイライトは「翁」という特別な演目で、白と黒の謎の老人が現れ、「天下泰平国土安穏」を祈る姿は、観る者に多くの示唆を与えてくれます。この公演を通じて、我々がどのように自然、宗教、芸能と向き合い、成長してきたのかを考える良い機会となるでしょう。

開催概要と出演者



「奈良・金春流特別公演」は、10月23日17時30分に開演予定(開場は17時)。公演の場所は奈良県桜井市にある長谷寺本堂で、入場料金は10,000円で、座布団席と椅子席から選択可能です。なお、長谷寺の入山料金も含まれています。

出演者には、金春流81世宗家の金春憲和氏をはじめ、奈良にゆかりの深い能楽師たちが集結します。特に、金春流の「翁」は多くの観客を魅了し、伝統文化の深さを体感させてくれることでしょう。また、舞台では「二本の杉」をテーマにした能「玉葛」の上演も予定されています。

初瀬エリアでの体験型ワークショップ



さらに、イベントの前日には「初瀬の地で能を体験能を楽しむワークショップ」が開催されます。このワークショップは、日本の伝統文化と直に触れ合う貴重な機会であり、参加者は「舞」や「謡い」など、能楽の基礎を学びます。

このワークショップは、2023年10月22日(土)の13時から2部制で実施され、その場で得た体験は、奈良県ならではの美しい風景の中で色濃く残ることでしょう。参加費は大人2,000円、子供1,000円で、参加者には当日「長谷寺門前町手形」が渡され、町を巡る楽しみも提供されます。

終わりに



このようなイベントに参加することで、私たちは奈良県の豊かな文化遺産を身近に感じることができます。古から続く能楽にも思いを馳せながら、共に楽しむ場を作れることが願われています。能楽の公演とワークショップを通じて、奈良の地に根付く伝統文化を存分に体感してみてはいかがでしょうか。皆様の参加を心よりお待ちしています。

会社情報

会社名
一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
住所
奈良県奈良市池之町3奈良県猿沢イン3階
電話番号
0742-23-8288

関連リンク

サードペディア百科事典: 奈良県 桜井市 能楽 金春流

Wiki3: 奈良県 桜井市 能楽 金春流

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。