テクニスシンフォニー登場
2017-06-23 13:00:21

新しい多焦点眼内レンズ「テクニスシンフォニーオプティブルー」が登場

画期的な視界を提供する「テクニスシンフォニーオプティブルー」の全貌



日本において、白内障手術の件数が年間100万件を超え、医療制度がますます求められている中、眼内レンズ技術の進化が注目されています。多焦点眼内レンズは、近くと遠くの物体に同時に焦点を合わせる能力を持つため、眼鏡を使用する機会を減らしてくれるアイテムとして人気があります。しかし、従来の多焦点眼内レンズには、コントラスト感度の低下やハロー現象、グレア現象といった欠点がありました。これらを克服するために、新たに登場したのが「テクニスシンフォニーオプティブルー」です。

テクニスシンフォニーオプティブルーの特長



良好なコントラスト感度



この新型レンズは、眼全体の色収差を補正する「アクロマティックテクノロジー」を搭載しており、従来のレンズに比べてコントラスト感度に優れています。これにより、より明確で鮮明な視界を実現します。単焦点レンズに近い質感の視界を提供することで、日常生活を快適にサポートします。

ハロー・グレア現象の軽減



さらに、「エシェレット回折デザイン」により、ハローやグレアの現象を抑制しています。これにより、夜間の運転や薄暗い場所での視界も安定しており、安心して生活できる環境を提供します。

幅広い視域の拡張



このレンズは、遠方から中間距離、近方までの視界を広げる設計が特徴です。焦点距離が2点に設定されている多焦点レンズの弱点を解消しており、あらゆる距離で自然な見え方を実現可能です。

ブルーライト透過設計



加齢に伴う暗所視力の低下に対処するため、テクニスシンフォニーオプティブルーはブルーライトを透過します。ブルーライトは、暗い環境での視力感度を向上させ、体内時計の維持にも寄与します。これは、視力障害に悩む白内障患者の特に重要なポイントです。

長期の安定性



レンズ製造には「ダイヤモンドクライオレースカット製法」を採用し、耐久性にも優れています。この製法により、長期にわたって高い透明性を維持することができます。レンズ内部の不具合も抑えられるため、安心して長く使用することができます。

まとめ



「テクニスシンフォニーオプティブルー」は、白内障手術を受ける患者にとって、より快適な視生活を提供する画期的な眼内レンズです。視力改善だけでなく、視覚の質を向上させる設計がなされています。今後の医療界でも、さらなる進化が期待されるこのレンズ。視力に悩む方々にとって、明るい未来を感じさせる製品と言えるでしょう。

製品情報


  • - 販売名: テクニス シンフォニー VB(モデル名 ZXR00V)
  • - 全長: 13.0mm
  • - 光学部直径: 6.0mm
  • - 医療機器承認番号: 22900BZX00005000
  • - 販売元: エイエムオー・ジャパン株式会社
  • - 住所: 東京都港区虎ノ門5-13-1
  • - 電話番号: (03)5402-8900(代)

詳しくはエイエムオー・ジャパン株式会社の公式サイトで確認できます。

会社情報

会社名
エイエムオー・ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区西神田3丁目5番2号
電話番号
03-4411-7800

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