iSpring Solutionsの革新
最近、エクセルソフト株式会社が手掛けるiSpring Solutions社のeラーニング作成ツールである「iSpring Suite AI」と学習管理システム「iSpring LMS」がリブランディングされ、新しいブランド名として市場に登場しました。この新たなブランド名には、これまでの製品の特長に加えて、利用者が期待する機能や利便性が含まれることになります。
iSpring Suite AIの特長
「iSpring Suite AI」は、従来の「iSpring Suite Max」の後継として登場し、Microsoft PowerPointアドインとして機能します。このツールを使用すれば、誰でも簡単にeラーニングコンテンツを作成することができます。特に、PowerPointの操作感をそのまま引き継いでいるため、直感的な操作ができる点が大きな魅力です。
さらに、今回のリブランドに伴い、AI機能が新たに追加されました。これにより、コンテンツ制作の効率が飛躍的に向上し、迅速な作業が可能となります。また、コースの多言語自動翻訳機能も搭載され、多様な学習者に向けたコンテンツ提供が現実に。
iSpring LMSの新機能
「iSpring LMS」は、企業研修に特化したクラウド型学習管理システムです。研修計画からコース作成、進捗管理までを一元管理し、効率的な研修運用が実現できます。シンプルなユーザーインターフェースと、高速なパフォーマンスが特徴で、オンライン研修の運用をスムーズに行うことができます。特に、iSpring製品で作成したコンテンツはワンクリックでLMSに公開できるため、企業次第でさまざまな学習スタイルにも柔軟に応じられます。
サポートしているコンテンツ形式も多岐にわたり、SCORMやxAPI、cmi5といった標準規格に対応しています。これにより、企業の学習状況を詳細に把握し、レポート作成やテストの実施が簡単になります。
価格とプラン
新しい「iSpring Suite AI」は、シングルライセンスでの年間サブスクリプションが227,040円(税込)で提供されています。iSpring LMSについては、ユーザー数に応じた柔軟なプランを用意しており、詳細についてはエクセルソフトの公式ウェブサイトで確認することができます。
エクセルソフト株式会社とは
エクセルソフト株式会社は、米国カリフォルニア州アーバイン市に本社を置くXLsoft Corporationの日本法人です。グローバルなソフトウェアディストリビューターとして、ソフトウェア開発ツールを中心に多様なソフトウェア製品を日本及びアジア地域に展開しています。様々な製品を通じてIT環境のニーズに応え、技術革新を促進することを目指しています。
新たな視点で進化したiSpring Suite AIとiSpring LMSは、企業向けのeラーニング市場において、確かなスタンダードとなることが期待されています。今後の活動にも注目です。