静岡県初開催のスタートアップ戦略会議
静岡県浜松市に本拠を置く一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)が、静岡県のスタートアップ支援を大きく進展させるべく、初の『しずスタ戦略会議』を4月21日(月)に開催します。このイベントは、県内の起業家やスタートアップ企業が直面している課題を洗い出し、地域経済の持続可能な発展に寄与することを目的としています。
開催の背景
近年、全国で注目を集めているスタートアップエコシステムですが、静岡県はその恩恵を十分に受けているとは言えません。静岡県のスタートアップ業界は、全体の1.4%にとどまり、多くのスタートアップは首都圏に集中しています。こうした状況を受けて、静岡県は2023年9月に「静岡県スタートアップ支援戦略」を策定しました。この戦略は、県の地域資源を最大限に活かし、スタートアップが持続的に成長できる環境を整えることを目的としています。
この会議では、静岡県知事の鈴木康友氏をゲストに招き、県内のスタートアップの現状や今後の発展のための施策について話し合います。この会議は、単なる意見交換の場ではなく、静岡の多様な地域資源を活かし、起業家の育成やアントレプレナーシップの普及に繋げる重要な機会です。
イベントの詳細
- - 日時: 2025年4月21日(月)
- - 時間: 15:30開場 / 16:00開始 / 18:00終了
- - 会場: 静岡市コ・クリエーションスペース(静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート7階)
- - 参加費: 無料
- - 対象: 静岡県内の行政関係者やスタートアップ企業
プログラム
礼中のスケジュールは以下の通りです。
15:30 開場
16:00 開会・鈴木知事挨拶
16:05 パネルディスカッション「静岡県スタートアップエコシステムの現状と展望」
16:55 県スタートアップ支援施策説明
17:05 静岡市スタートアップ支援施策説明
17:15 浜松市スタートアップ支援施策説明
17:25 富士市スタートアップ支援施策説明
17:35 ネットワーキング(飲食なし)
18:00 閉会
この会議では、行政とスタートアップ企業が相互に意見を交わし、具体的な連携方法を探る貴重な場となります。また、静岡県内で積極的にスタートアップ支援を行っている静岡市、浜松市、富士市の成功事例も紹介され、他の地域との連携の可能性を探ります。
県知事の取り組み
新たに静岡県知事に就任した鈴木康友氏は、地域活性化やスタートアップの発展に強い関心を持っています。彼は、地域の若手起業家やベンチャー企業の支援を通じて、静岡県を「スタートアップ先進県」にするための道を歩んでいます。鈴木知事自身がスタートアップ支援の重要性を強調し、地域経済を活性化させるための施策に尽力しています。
SVSAの役割
一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)は、静岡県内のスタートアップ及びベンチャー企業の支援で地域経済の活性化を目指しています。資金調達やネットワーキングイベントの開催により、地域内外の投資家や支援機関との連携も強化しています。さらに、大学や研究機関とも協力し、新たな事業モデルや技術革新の支援も行っています。
静岡県の未来を担うベンチャー企業にとって、この戦略会議はまさに新時代のスタートを切る重要なイベントとなるでしょう。地域全体が一体となって、未来のビジョンを描く場として期待されているこの取り組みを、ぜひお見逃しなく。