四国水族館の新システム
2025-03-13 11:21:22

大学生が手がけた新しい情報発信システム「みどころキューブ」の驚きの活用法

大学と企業が協力する新たな地域貢献



香川県と四国水族館の新たな情報発信方法として、香川大学の学生たちが「みどころキューブ」を用いたプロジェクトに取り組んでいます。この試みは、大日本印刷株式会社(DNP)と丸善雄松堂株式会社の協力のもと、学生たちが産官学共創の理念を具現化するための一環として進行中です。

地域活性化や課題解決に向けたプロジェクトとして、これまであまり注目されてこなかった四国水族館の魅力を伝えるためのツールを開発しました。2025年3月に成果報告会が予定されており、ここで学生たちの作成した「四国水族館まる見えキューブ」が披露される予定です。このキューブは、四国水族館に訪れる人々に新しい体験を提供するものとなります。

「みどころキューブ」とは何か?



DNPが開発した「みどころキューブ」は、さまざまなテーマに応じて情報を整理し、ユーザーが直感的に操作できるシステムです。このシステムにより、学生たちは自ら制作したコンテンツを通じて、訪れる人々に四国水族館の魅力を効果的に伝えます。

また、学生たちが「みどころキューブ」を操作できるCMSシステムも搭載されているため、学生の視点やアイデアをすぐに反映することが可能です。これにより、自分たちの手で創り上げたコンテンツが一般の人々に届けられるのです。

学生が関与した意義ある取り組み



このプロジェクトでは、香川大学の学生たちが四国水族館を訪れる来場者を対象にアンケートを実施し、実際のニーズを把握しました。その結果、多くの来場者が展示のコンセプトに対して十分に理解していないことが判明しました。そこで彼らは、情報を発信する新たな方法として「みどころキューブ」を活用し、展示テーマ「四国水景」に基づいたコンテンツを作成しました。これにより、来場者のコンセプト理解を促すことを目指しています。

キューブは立方体の形状をしており、各面に色鮮やかなデザインが施されています。このデザインは、館内の展示で使用されているカラーリングに基づいています。各展示ゾーンにいる生き物を強調し、訪れる人々が選択した生き物についての情報や関連リンクも提供される仕組みです。

地元大学生との協力がもたらす地元への貢献



四国水族館のスタッフは、このプロジェクトによって大学生たちが主体的に取り組んでいることに感激しており、彼らの視点が反映されたことに対する喜びを表しています。地元の若者たちが独自のアイデアを持ち寄り、インタラクティブなコンテンツを創出することで、多くの人々に水族館の魅力を伝える一助となっています。

今後の展開と期待



DNPは今後も教育機関との協力を強化し、地域の課題解決に向けた取り組みを進めていきます。その一環として、「みどころキューブ」の編集機能を向上させたり、MR体験を導入したりする予定です。これにより、教職員や生徒たちがより使いやすくなり、教育現場でも活用の幅が広がることが期待されているのです。地域の活性化に貢献しつつ、学生たちが主体的に関わることが出来るプロジェクトは、今後も目が離せません。


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

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