副業マッチングサービス『lotsful』によるグローバル人材の副業実態調査
パーソルグループの#lotsfulは、2024年の春に実施された副業に関する新しい調査結果を発表しました。この調査では、英語を活用して勤務する20代から40代の会社員を対象に、【副業の実態】について探りました。調査結果の中で特に注目すべき点は、グローバル人材の副業経験率が高いことです。
調査概要
- - 調査手法: インターネット調査(Fastask)
- - 調査対象: 英語を週1回以上使用する業務を行う20代から40代の会社員
- - 調査期間: 2024年5月30日(木)から6月5日(水)
- - 対象人数: 660人
主な調査結果
副業経験者の割合
調査の結果、グローバル人材の55.9%が「副業をしたことがある」と回答しました。これは創造的なキャリアを追求する人々が増加していることを示唆しています。副業未経験者は44.1%でした。
英語を活用した副業
副業経験者に対して英語を使用した副業の経験について尋ねたところ、81.4%が「英語を活用した副業を行ったことがある」と答えました。これは、グローバル人材がそのスキルを活用するチャンスを見出していることを強調しています。
副業の多様性
「翻訳・通訳」が最も多く、17.0%がこの業種を挙げました。その他にも「WEBデザイナー」や「データ分析」など多角的な職種があり、グローバル人材がどのように能力を発揮しているのかを示しています。
副業選択理由
副業を行った理由としては、「より高い収入を得るため」が44.6%で最多でした。「自身のキャリアアップのため」(40.1%)や「英語力を向上させたい」(37.4%)が続き、これらの選択肢は多くの人が副業を通じてスキル向上や経済的な利益を求めていることを示しています。
副業月収の実態
副業月収が20万円以上の人は34.6%、50万円以上の人は11.3%という結果が得られました。これは圧倒的に高い値で、従来の副業市場における平均収入を上回っています。
まとめ
lotsfulの田中みどり代表は、「副業は能力を活かし、収入を増やすだけでなく、キャリアを形成する重要な手段」と位置づけています。特に英語力を活用することで、より高い収入を得る一方で、多様な経験を積むことができるため、キャリアアップにもつながると考えられます。
副業を検討している方や、職種に迷っている方は、英語を活かした副業を選ぶことで多くのチャンスを得ることができるでしょう。