初のIoT対応熱流束センサを展望するTopoLogicの革新技術とは

IoT機器に対応した新しい熱流束センサを展示

展示会の概要

TopoLogic株式会社が、2024年10月15日から18日まで幕張メッセで開催される「Japan Mobility Show 2024」に出展します。この展示は、一般社団法人日本自動車工業会が主催するイベントであり、約70年の歴史を持つ東京モーターショーが新たに進化したものです。今年は特に、スタートアップ企業が協力して新たなビジネスの創生を目指す重要な機会となります。

TopoLogicは、今大会において、従来の製品にはない初のIoT機器やウェアラブルデバイス向けに設計された熱流束センサ「TL-SENSING™」を発表します。このセンサは、微細な熱流をわずか0.01秒未満で検知することができるという点が特長です。

TL-SENSING™の特長

「TL-SENSING™」には、以下の3つの強みがあります。

1. 驚異的な高速応答：従来の製品と比べて、応答速度はなんと100倍以上。
2. 薄膜構造による性能向上：千分の一以下の薄膜で熱遮蔽を最小限に抑え、高い感度を実現。
3. 低コスト製造：コストを100分の1以下に抑えることが可能で、経済的な側面でも優れています。

これらの特性により、ヘルスケアや機械の故障予測、発熱検知、高効率な熱制御といった幅広い用途が考えられます。これによって、エネルギー問題や健康管理の領域における革新が期待されます。

Japan Mobility Showの意義

2024年のJapan Mobility Showは、クリーンエネルギーや環境に配慮したモビリティの未来を探求する場です。TopoLogicは自社の技術を通じて、カーボンニュートラルのテーマに沿った製品を提案します。このようなイベントが新たなアイデアやビジネスを生む第一歩となることでしょう。

入場は無料ですが、全ての来場者は事前にオンライン登録が必要です。最新のイノベーションを体験し、業界の動向を把握する良い機会ですので、ぜひ訪問をお勧めします。

TopoLogicとは

TopoLogic株式会社は、東京大学発の研究開発型スタートアップで、トポロジカル物質の社会実装を通じて産業課題の解決を目指しています。この物質は、従来の物質とは異なり、特殊な電子バンド構造を持っているため、エネルギーの可視化や省エネルギーにつながる新しい技術の開発が期待されています。

特に、トポロジカル物質に基づく熱流束センサは、これまでの技術では実現が難しかった高度な機能を備えており、産業のさまざまな分野で革新をもたらす可能性を秘めています。

結び

今後のTopoLogicの発展はもちろん、Japan Mobility Showでの出展が多くの方々に影響を与えることが期待されます。新しい技術とビジネスモデルの展開により、未来のモビリティ社会の構築に貢献していく姿勢は、多くの人々にインスピレーションを与えるでしょう。

詳しい情報やお問い合わせは、TopoLogicの公式ウェブサイトをご覧ください。