隈研吾の建築展
2024-08-09 15:23:13

隈研吾流のオノマトペで姫路の建築魅力を探る特別企画展

隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編



姫路市立美術館にて、特別企画展「隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編」が2024年9月21日から11月17日まで開催されます。この展覧会では、世界的に著名な建築家・隈研吾が、姫路の三つの重要な建築物──姫路城、書寫山圓教寺、姫路市立美術館──をオノマトペを用いて再解釈し、その独自の魅力を紹介します。

オノマトペの力



「オノマトペ」とは、言葉が持つ音や響きによって情景や感情を表現する手法のことで、感覚的な理解を促すものです。隈研吾はこの手法を用いることで、姫路の歴史的建築物を単なる構造物ではなく、周囲との柔らかな関係性の中で捉えることを試みています。建築にオノマトペを持ち込むことで、訪問者が新たな視点から建物を考察するきっかけを提供します。

展示される建築物



本展で特に注目されるのは、姫路城が表現する「つんつん」、書寫山圓教寺の「ぱらぱら」、そして姫路市立美術館が映し出す「こつこつ」という三つのオノマトペです。これらは、それぞれの建築物の特性を象徴する言葉となっており、隈研吾一流の感性が光ります。特に姫路城はその美しさや威厳を、「つんつん」という表現で観る者に伝えています。

隈研吾の建築哲学



展覧会内では、姫路の建築物に触発された隈研吾の他の作品も展示され、彼の日常の中で使われるオノマトペがどのように彼の建築哲学に影響を与えているのかを堪能できます。隈氏は自身の設計を、ひとつのパーツとして考えるのではなく、周囲とのダイナミックな関係の中で捉え直しています。このアプローチを通じて、訪問者は隈研吾の作品の深い理解に至ることができるでしょう。

参加型イベントも多数



企画展期間中は、双方向のイベントも充実しています。例えば、9月29日には知識豊かな講師を招いた講演会が予定されています。10月19日には、文化財の専門家による姫路城の魅力を探るツアーも企画されています。また、ミュージアム建築ツアーでは、姫路市内の著名な建物を巡り、その背後にあるストーリーと建築家の魅力を学びます。

美術館へ訪れる理由



この特別企画展は、姫路市立美術館で行われる貴重な機会です。現代の建築とその歴史を結びつけ、新たな共感を呼び起こす作品群が並びます。アートや建築に興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。見た目の美しさだけでなく、感じることの楽しさも体験できることでしょう。建物とオノマトペの融合を通じて、私たちの日常にも新たな視点をもたらすこの展覧会をお見逃しなく!


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会社情報

会社名
姫路市
住所
兵庫県姫路市安田四丁目1番地
電話番号

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