JR長崎駅と長崎空港にてWi-Fiレンタルサービスが開始！

新たなWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」登場

長崎県に新たな通信インフラが整いました。株式会社テレコムスクエアが提供する「WiFiBOX」が、JR長崎駅と長崎空港に設置され、サービスが開始されました。このサービスは、日本からの旅行者や、訪日外国人に最適で、九州各地とのアクセス拠点として利用されます。

「WiFiBOX」って何？

「WiFiBOX」は、非接触でモバイルWi-Fiルーターを簡単にレンタルできるサービスです。事前予約はもちろん、受け取りや返却もスムーズに行えるため、利用者にとって使い勝手のよい選択肢となっています。料金は1日840円（税込）で、スマホの充電機能も搭載しており、旅行中の利便性を高めています。

このサービスは、特許出願中のシェアリング型であり、需要に応じた柔軟な提供が可能。長崎の観光やビジネス利用を考えると、その利便性が光ります。特に、施設内での煩わしい手続きが不要で、利用者は自身のタイミングでデバイスを受け取り、返却できるという点が評価されています。

設置の背景とは

長崎においては、西九州新幹線の開業が大きな転機となりました。それ以降、九州から長崎へのアクセスが格段に良くなり、通勤や観光を目的とした移動が増加しています。また、今年は長崎空港の開港50周年を迎え、乗降客数が5年ぶりに300万人台に回復する見込みです。これは地域の経済にとっても大きな影響を及ぼすでしょう。

「WiFiBOX」は、国内外を問わず多様なニーズに応えるため、韓国語や中国語を含めた６言語に対応しています。これにより、海外から訪れる観光客にとって、快適な通信環境の提供が可能になりました。

どこで利用できるのか？

「WiFiBOX」は、JR長崎駅では1階の改札内に設置されており、受取・返却時間は5:30から23:30まで利用できます。また、長崎空港では1階到着ロビーの案内所付近に設けられており、受取・返却時間は6:15から22:00となっています。これらの時間帯に合わせて利用すれば、安心してサービスを受けることができます。

完璧な利用体験

借りるプロセスは至ってシンプルです。Webから予約を行った後、設置場所でWi-Fiルーターを引き抜くだけでレンタルが完了します。また、返却についても、受取場所に拘らず、別の設置場所で返すこともできるため、更に利便性が高まります。加えて、決済方法もクレジットカードに加えて、2025年春からは「PayPay」での決済も可能になります。