大阪・関西万博に三菱電機が協賛
2025年に大阪で開催される「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」が、持続可能な社会の実現をテーマに掲げて進化を続けています。この博覧会において、三菱電機株式会社は運営参加サプライヤーとして協賛し、長期的な社会課題の解決に向けたさまざまな取り組みを展開します。
サステナブルな社会に向けた取り組み
三菱電機は、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「安心・安全」「インクルージョン」「ウェルビーイング」の5つの課題領域に特に注力しています。このような実践を通じて、企業としての役割を果たし、サステナブルな未来へ向けた新たな価値を創出する「循環型デジタル・エンジニアリング企業」への進化を目指しています。
2025年の万博では、参加者や来場者に対して持続可能な未来社会に向けた新しいサービスを提供しつつ、会場のスムーズな運営にも貢献します。その一環として、以下の革新的なソリューションを発表しました。
1. IoTグリーンシェード
この技術は、パッションフルーツを利用した緑化空間を提供し、暑さ対策に寄与します。屋外イベント広場に設置されたこのシェードでは、IoT技術や生成AIを活用して自動的に水やりやミストの制御を行い、遠隔監視・育成が可能です。それにより、植物がCO2を吸収し、快適な環境が生まれます。
2. 自律走行ごみ箱ロボット
会場内を巡回するこのロボットは、参加者が快適に過ごせるように清潔な空間を保つ役割を果たします。三菱電機の高精度三次元地図や各種センサー技術を駆使し、自律的に動くごみ箱として機能します。このロボットは、会場の大屋根の上で運用される予定で、来場者より近い存在となることを目指しています。
3. しゃべり描き®アプリ
このアプリは、聴覚障がい者や外国からの来場者への案内をサポートするために開発されました。タブレットの画面に自分の言葉をなぞることで、指定した言語に翻訳されて表示されます。これにより、異なる言語を話す参加者が確実に案内を受けることができます。
三菱未来館のコンセプト
三菱グループは、万博で「三菱未来館」を出展し、「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」というテーマを掲げています。このパビリオンでは、「いのち」の始まりや未来、尊さ、そして共生に関するさまざまな思いを共有し、参加者にとってかけがえのない体験を提供します。皆様には、ぜひこの貴重な時間と空間を体験していただきたいと思います。
公式サイトでの情報提供
博覧会についての詳細情報は、公式Webサイトや三菱未来館の特設サイトを通じて公開されています。サステナビリティを実現するためのさまざまな取り組みをぜひご覧ください。
三菱電機グループの活動
100年以上の歴史を誇る三菱電機グループは、活力ある社会の実現を目指し、社会や環境に配慮した事業の発展に取り組んでいます。サステナビリティを基盤にした技術革新により、未来を見据えた持続可能な社会の実現に貢献していく所存です。私たちの活動にぜひご注目ください。