スリーシェイクとランコントルが手軽なセキュリティツール「Securify」で提携

株式会社スリーシェイクとランコントルの新たな提携

2023年10月、株式会社スリーシェイク（所在地：東京都新宿区、代表取締役社長：吉田拓真）は、三重県鈴鹿市に本社を置く株式会社ランコントル（代表取締役：加賀国光）とパートナー契約を締結しました。この契約により、手軽に社内で実施できる自動脆弱性診断ツール「Securify（セキュリファイ）」の提供が強化されることになります。

セキュリティ強化の必要性

近年のビジネス環境は迅速な対応が求められ、開発手法も従来のウォーターフォール型からアジャイル型へとシフトしています。しかし、開発スピードとリリース頻度が高まるにつれて、セキュリティ品質の維持が一層難しくなっています。その中で、開発プロセスにセキュリティを取り込み、早期に問題を見つけ修正することが重要です。スリーシェイクは「Securify」の導入により、社内で簡便にセキュリティ診断を行える環境を整えています。

ランコントルの特長

ランコントルは2024年のIT導入支援事業者に認定されている企業で、ITコンサルティング、Webページ制作、モバイルアプリ開発など多岐にわたるサービスを提供しています。特に、Webマーケティングやポータルサイト運営を通じて、多くの企業のビジネス成長に寄与してきました。このたびの提携によって、スリーシェイクはランコントルの豊富な経験を活かし、Securifyの展開をさらに強化することが可能になります。

「Securify」の機能

「Securify」は、以下の3つの機能を提供しています。

- Webアプリケーション診断: Webアプリケーションの脆弱性を評価し、継続的なセキュリティテストを実施します。
- SaaS診断: SaaSのファイル公開設定状況を可視化し、情報漏洩の管理を支援します。
- WordPress診断: WordPressの設定を評価し、セキュリティの向上を図ります。

企業の未来に向けて

スリーシェイクは「Securify」の持続的な開発に尽力し、サービスのアップデートとパフォーマンス向上に取り組んでいくとしています。これにより、企業のセキュリティ課題を包括的にサポートし、安心してビジネスを行える環境の実現を目指しています。

企業紹介

株式会社スリーシェイクは、2015年に創業したテクノロジーカンパニーで、SRE特化型コンサルティング事業「Sreake」を展開しています。また、クラウド型データ連携ツール「Reckoner」、フリーランスエンジニア機能特化の人材紹介サービス「Relance」などを提供し、様々なニーズに応えています。

一方、株式会社ランコントルは2012年12月に設立され、IT総合コンサルティングを中心に多様なサービスを展開。クライアントのニーズに応じた柔軟な支援が特徴です。将来的に両社がどのようなシナジーを生み出していくのか、今後の動向に注目です。