東京計器株式会社とオーバルの共同開発がグッドデザイン賞を受賞

2024年度グッドデザイン賞受賞のニュース

2024年度のグッドデザイン賞において、東京計器株式会社と株式会社オーバルが共同で開発した「液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計UC-1」が栄えある受賞を果たしました。この流量計は、導入コストの大幅な削減を実現しただけでなく、機能美を追求した独自のデザインが評価されました。

UC-1の特長

UC-1は、簡単に取り付けられ、簡単な設定で使用可能な便利さが特長です。このクランプオン式流量計は、非接液で電池駆動を行い、工事が不要なため、様々な配管口径に対応できます。特に、顧客の現場からのフィードバックを基に設計され、実用性とデザイン性を兼ね備えた製品に仕上がっています。

審査員の評価

審査委員からは「この製品は社会基盤の安定運用に欠かせないツール」とのコメントが寄せられました。また、流量計のデザインプロセスにおいて、2社の強力な協働があったことも評価され、社会による参考事例として位置付けられました。

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は1967年に始まり、日本国内外で多くの企業や団体が参加するデザインの評価制度です。毎年、多彩な製品が対象となり、その中から優れたデザインを持つものに「Gマーク」が授与されます。これにより、生活の質を向上させることが目的とされており、社会の課題解決にデザインが貢献することを目指しています。