1000年のオリーヴ大樹
2012-06-13 17:05:05
オリーヴの森が見守る1000年の歴史と平和の象徴
小豆島と樹齢1000年のオリーヴ大樹
日本の瀬戸内に位置する小豆島は、樹齢1000年を誇るオリーヴの大樹によって、深い歴史と強いメッセージを持つ特別な地となっています。このオリーヴの大樹は2011年3月12日に日本に到着し、歴史的な開花を迎えるまでの間、私たちはこの樹の運命を静かに見守ってきました。
奇跡の開花、そして震災との関わり
オリーヴ大樹が小豆島にやってきた日は、東日本大震災が発生した翌日であり、多くの人々が悲しみに包まれていた頃でした。この大樹が運ばれた神戸港では、震災の影響を感じながらも、この木が無事に到着したことに安堵し、その運命の強さに感銘を受けました。その後、地元の農園チームが大切に育てた結果、2012年6月に美しい花を開花させたのです。
平和を祈念した植樹式
大樹の植樹は「オリーブの日」とされる2011年3月15日に行われました。元々は華やかな式典を計画していたものの、震災の影響を受けて厳かな神事に変わりました。式典では参列者全員が東北地方に向かって黙祷を捧げ、この大樹が「平和」の象徴であることを強く意識しました。
小豆島はオリーヴの宝庫
小豆島が現在の「オリーヴの島」となったのは、1908年に日本初のオリーヴ栽培に成功したことが始まりです。地中海と気候が似ていることや、先人たちの努力の結果、現在では日本唯一のオリーヴ栽培地となりました。無限の可能性を秘めたこの地で育つオリーヴは、間もなくして世界から注目される存在になるかもしれません。
大樹の生きざまを支える人々
このオリーヴ大樹の移植に尽力したプラントハンター西畠清順氏は、「この樹は1000年を生き抜いた生命力があるから、きっと大丈夫」と励ましの言葉をくれました。その言葉からも、この大樹に対する期待と希望を感じました。
未来への期待と実の結実
オリーヴの大樹がその生命力を発揮し、花が受粉したなら、将来的には実を結ぶ可能性もあります。樹齢1000年の歴史を背負うこの大樹の実から、どのような果実が生まれるのか、想像するだけで胸が高鳴ります。
小豆島ヘルシーランドとの関係
小豆島ヘルシーランドは、1985年に創業以来、オリーヴオイルを通じて地域の発展に貢献しています。創業者の想いを受け継いだ社員たちは、自然と共生しながらオリーヴの育成に尽力しています。ここで育つオリーヴから作られるオイルは、まさに人々の生活を豊かにし、心と体の健康を支える要素です。
終わりに
このオリーヴ大樹は、日本における平和の象徴として、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。皆様もぜひ、小豆島に訪れ、歴史を感じながらこの大樹の成長を見守っていただければと思います。
会社情報
- 会社名
-
小豆島ヘルシーランド株式会社
- 住所
- 香川県小豆郡土庄町甲2721-1
- 電話番号
-
0879-62-7111