マルチエネルギーの未来を切り開く!
Tensor Energy株式会社(本社:福岡市)は、肥後銀行の完全子会社であるKSエナジー株式会社と連携し、宮崎県内で進行中の低圧FIT太陽光発電所のFIP転換および蓄電池併設のアグリゲーションプロジェクトを発表しました。この取り組みは、再生可能エネルギーの導入が進む九州地域において、出力制御が常態化する中で行われており、収益化を図るための重要なステップとなります。
プロジェクトの背景と目的
再生可能エネルギーの普及が進み、特に九州地域では電力出力の制御が日常的な課題となっています。KSエナジーは、宮崎県内の9カ所の低圧FIT電源をFIP制度に転換し、DCリンク方式で蓄電池を併設することを決定しました。この取り組みは、国内における蓄電池併設の新たな試みであり、特にFIP制度下での最適化した運用を目指しています。蓄電池のDCリンク接続によって、変換ロスを減少させ、コストを抑えつつ効率的なエネルギー管理が実現可能となります。
Tensor Energyのアグリゲーションサービスとは
本プロジェクトにおけるTensor Energyのアグリゲーションサービスは、卸電力市場の価格変動への対応や発電計画の精緻化、インバランス管理など、収益に大きく影響する要因に対して対策を講じるサービスです。このサービスでは、以下のことが行われます:
- - AIを用いて発電量を正確に予測
- - 卸電力取引市場の価格を予測
- - 最適運用計画を策定
- - 発電計画を提出し、実績を管理
- - 蓄電池のリアルタイム制御
これにより、KSエナジーが保有する発電所の効率的な運用が達成されます。
今後の展望
Tensor Energyは、今後も蓄電池併設型のFIP案件に対するアグリゲーションサービスを推進し、電力市場への円滑な統合を目指します。また、FIP制度への移行支援も行っており、関心のある企業や団体に対して、相談を受け付けています。
Tensor Cloudとは
Tensor Cloudは、再生可能エネルギー発電所および蓄電池の運営を支えるクラウドプラットフォームです。最先端のAIとデジタル技術を駆使して、30年以上にわたって発電事業の管理を支援します。
Tensor Energyの概要
- - 会社名:Tensor Energy株式会社
- - 所在地:福岡県福岡市中央区天神1-11-1
- - 設立:2021年11月
- - 代表者:堀 菜々、フィルター カルロス ヴィンセント
- - 事業内容:発電システムおよび蓄電システムの資産運用、制御、電力取引ソフトウェアの開発
本プロジェクトは、1台あたり49.5kWの太陽光発電所とDC容量84.2kW、蓄電池容量215kWh×2台を併設するもので、運開予定時期は2026年下期です。KSエナジーは再生可能エネルギーの発展を目指し、地域のカーボンニュートラル達成に向けて積極的に取り組んでいます。再生可能エネルギーの導入が加速する中、こうした連携によって九州の持続可能な未来が一層強化されることでしょう。