AIモデル提供のAI model社がシリーズA資金調達でさらなる成長を目指す

AI model社がシリーズA資金調達を実施

AI model株式会社（東京都港区）は、SBIインベストメント株式会社やNTTドコモ・ベンチャーズ、キヤノンマーケティングジャパンなどと共に資金調達を実施しました。この調達では、業界をリードする企業からの支援を受けて、独自のAI技術を活かしたソリューション開発を加速し、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進を目指します。特に広告代理店やEC支援事業者、撮影・制作会社との共創において生成AIを活用し、様々な業界の成長を図る方針です。

資金調達の背景と今後の取り組み

AI model社は2018年から生成AI技術を用いてファッションモデルやタレントを生成し、そのソリューションを広告展開やECサイト、店頭でのプロモーションに利用してきました。これにより、ブランディング、プロモーションの最適化を実現し、リードタイム削減やコスト効率の向上を達成してきました。

具体的には、AIタレントを生成した初のTVCMの制作や、企業独自のAIモデルによるインフルエンサー展開を行い、様々なクライアントや制作会社と連携してきました。その結果、AIモデルの生成が撮影や制作プロセスの効率化に寄与しています。

今回の資金調達により、さらに新たなサービス開発を推進し、業界の問題解決につなげることを目指しています。既存株主のNTTドコモ・ベンチャーズからの追加出資に加え、SBIグループやキヤノンマーケティングジャパン、三越伊勢丹、サザビーリーグ、三菱UFJキャピタルからの出資を受けています。

投資家の期待とコメント

多くの投資家は、AI model社のビジョンに期待を寄せています。SBIインベストメントの鈴木氏は、「AI model社の生成AI技術がファッションや広告業界の課題を解決するソリューションとして高く評価されている」と述べました。

また、NTTドコモ・ベンチャーズの三好氏は、共創を通じる新たな価値創出の期待を表明し、キヤノンマーケティングの阿部氏も、「AI技術とクリエイティブなアプローチが日本社会における労働集約型ビジネスの課題解決に寄与する」と展望を示しました。

AIモデルの意義と今後の展望

AI model社が生み出すAIモデルは、企業専属のファッションモデルやタレントを生成するため、広告展開やEコマースにおいて重要な役割を果たします。コロナによる社会変化や人口減少といった課題に直面する中で、AIを活用した新たな価値創造を進め、業界の発展に寄与する姿勢を崩しません。

自社の独自開発技術を駆使し、リアルモデルとの共存も視野に置いた新たな市場を創出することを目指しています。採用も強化中で、エンジニアやセールス、カスタマーサクセスなどでコアメンバーを募集中です。詳しくは公式サイトで確認できます。

AI model社と共に未来のビジネスを創造するチャンスが、今ここにあります。興味のある方はぜひ、採用情報をチェックしてみてください。

詳しい情報はAI model公式サイトをご覧ください。