がん医療情報連携強化
2024-07-01 18:32:39

明治安田総合研究所、がん医療翻訳アソシエイツと包括連携協定を締結 - 最新のがん医療情報を発信し、患者と家族の支援強化へ

株式会社明治安田総合研究所と一般社団法人日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT)は、がん患者とその家族への正しい医療情報提供を目的とした包括連携協定を締結しました。

この協定により、明治安田総合研究所はJAMTの協力のもと、米国を中心とした最新承認薬やがん治療ガイドラインの改訂状況、先進医療の研究成果、がんサバイバーシップの最新情報などを広く発信していきます。

明治安田総合研究所は、ヘルスケア、先端テクノロジー・ビッグデータ、経済、生活設計、社会保障などの分野における調査研究を行っています。近年では、がん・非がんの経済毒性、アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)、がんの教育啓発、循環器病分野などの研究に力を入れています。

JAMTは、最新かつ正確ながん情報を一般に公開することで、言語の障壁による医療情報格差を解消し、がん研究やがん医療の向上を目指す非営利団体です。海外のウェブサイトから許諾を得て、がん情報を日本語で提供する「海外がん医療情報リファレンス」を運営しています。

今回の協定は、JAMTにとって初めての民間企業との包括連携となります。両者は、連携を通して、がん医療に関する情報のアクセス向上、患者と家族の理解促進、そして人々の健康寿命延伸に貢献していくことを目指しています。

主な協力事項

JAMTの取組みへの支援
人材交流と情報の発信
* 新たなネットワークの構築

JAMT久保田理事長コメント

「がん研究は日々進歩しており、世界中で新薬開発や治療アプローチの探索が行われています。しかし、最新の情報は英語で発信されることが多く、患者さんや家族にとって理解が難しいのが現状です。私たちは、翻訳や監修を通して、海外の最新がん情報を日本語で提供し、患者さんたちがより良い治療を選択できるよう支援しています。

今回の明治安田総合研究所との協定は、私たちの活動をより多くの人に知っていただくための重要な一歩です。今後も、連携を通して、がん医療情報の普及と患者支援に貢献していきます。」

明治安田総合研究所の森本代表取締役コメント

「私たちは、人々が健康で安心して暮らせる社会の実現を目指しています。そのために、最新のがん医療情報へのアクセスを向上させ、患者さんや家族が安心して治療に臨める環境づくりが重要だと考えています。

JAMTとの連携を通して、より多くの患者さんに正確な情報が届けられるよう努めていきます。また、人材交流や情報共有を通して、がん医療に関する研究開発にも貢献していきたいと考えています。」


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