埼玉県で開催された接遇力コンテスト
2023年11月22日、生活協同組合パルシステム埼玉は、埼玉県蕨市にて「配達担当者応対力コンテスト」を実施しました。このイベントには、県内各地の8つの配送拠点から集まった14人の配送スタッフが参加し、彼らの優れた接遇力が披露されました。緊張しながらも、各参加者は普段の業務で培ったスキルを発揮して互いに学び合いました。
コンテストの内容
参加者は所属センターから推薦を受けた職員であり、2025年度上半期中に誤配達やクレームを一度も受けたことがない精鋭たちです。コンテストは、実際の配達業務を想定し、3分間のロールプレイング形式で行われました。評価ポイントは、「表情・挨拶」「商品の取扱い」「言葉遣い・会話」「信頼感」の4つで、審査員がそれぞれ5段階で評価しました。
優勝者のコメント
栄えある優勝を果たしたのは、埼玉県越谷市に本社を置く株式会社三協運輸サービス所属の佐藤優奈さんです。彼女は白岡センターで勤務し、コンテストを通じて心掛けたことを強調しました。「審査には全力で臨んだものの、緊張で何をしていたかは覚えていません。でも、普段通りの接遇ができたのだと思います。この経験を今後の配達業務に活かしていきたいです」と、優勝の喜びと抱負を語りました。
他の参加者の取り組み
他の参加者たちも、利用者の気持ちに寄り添った応対を心掛け、それぞれが工夫を凝らした接遇を見せました。まず、利用者宅へ訪問する際は、インターフォンを押した後に一定期間待機することや、訪問時には名前で呼ぶことで普段の感謝を伝えること、商品を落とさないように両手で受け渡すといった基本を再確認しました。このように、参加者は互いにスキルを学び、自己成長を促しました。
パルシステムの4つのこころえ
パルシステムでは、配達担当者がそれぞれの責任を果たすために、「配達担当4つのこころえ」を掲げています。これは、業務の質が安定し、地域の期待に応えるために必要なものです。以下は、その内容です:
1.
私たち配達担当が窓口となります
利用者への挨拶や誠実な対応を心掛けます。
2.
商品を大切にお届けします
発送される商品を丁寧に扱い、気象条件に応じた配慮を行います。
3.
組合員との約束を守ります
配達時における約束はしっかり記録し、確認を怠りません。
4.
地域の配達担当として心配りを大事にします
地域住民の安心・安全に配慮し、迷惑をかけない行動を取ります。
最後に
今後もパルシステム埼玉は、地域社会における生活協同組合としての役割をしっかりと果たし、職員一同地域の皆さまに信頼されるサービスを提供していくことを目指します。来年2025年は国際協同組合年として、さらなる取り組みが期待されます。