地盤データ活用、BIOSCOPE公開
2015-10-21 11:00:03

日本初!全国450万件の地盤データ活用、BIOSCOPE表層模式柱状図が全国公開

日本初!全国450万件の地盤データ活用で実現したBIOSCOPE表層模式柱状図の全国公開



この度、日本全国450万件もの地盤データを活用した画期的なサービス「BIOSCOPE表層模式柱状図」が全国で公開されました。このサービスは、100mグリッドで区切られた日本全国の土地に対し、それぞれのグリッド内のスウェーデンサウンディング試験データに基づいて作成された柱状図を提供するものです。

BIOSCOPE表層模式柱状図とは?



従来の地盤調査では、個々の土地ごとに調査を行う必要があり、時間と費用がかかっていました。しかし、BIOSCOPE表層模式柱状図は、既存の膨大なデータを活用することで、迅速かつ低コストで地盤の状況を把握することを可能にしました。

具体的には、指定された住所の周辺地域の地盤情報を、推定土質状況、換算N値(最小値と平均値)、自沈層の有無といった重要な3つの項目で示しています。これにより、住宅建設を検討する際、地盤の強度やリスクを事前に確認することができます。

住宅会社にとってのメリット



BIOSCOPE表層模式柱状図は、2015年2月より提供されている「BIOSCOPEプレ地盤診断レポート」を補完するサービスです。プレ地盤診断レポートは、住宅会社が顧客への説明を容易にし、土地探し段階からの相談を促進する上で役立ってきました。

表層模式柱状図を追加することで、地盤改良工事費用の概算見積もりの作成が可能になります。これにより、顧客はより具体的な資金計画を立てやすくなり、住宅購入への不安を軽減できるでしょう。

顧客にとってのメリット



顧客にとって、このサービスは、住宅購入における大きな不安要素の一つである地盤に関する情報を、事前に、そして分かりやすく把握できることを意味します。地盤改良費用を事前に把握することで、予算管理を適切に行うことが可能になります。

今後の展開



年間1万件の利用を目指し、サービス開始初年度の目標を掲げています。開発企業は、今後も顧客にとって有益な情報を提供するため、サービスの拡充に力を入れていく方針です。不動産資産価値の観点からも、将来的な情報を提供するサービスの開発も視野に入れています。

ジャパンホームショーでの無料提供



11月18日~20日に東京ビッグサイトで開催される「第37回ジャパンホームショー」では、先着100社の住宅会社様にBIOSCOPE表層模式柱状図を無料で提供する予定です。この機会に、ぜひ最新の技術を体験してみてください。

まとめ



BIOSCOPE表層模式柱状図は、日本初となる全国規模の地盤データ活用サービスです。住宅会社と顧客双方にとってメリットの大きいこのサービスは、日本の住宅市場に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。今後、さらなる発展と普及が期待されます。

会社情報

会社名
一般社団法人 住宅不動産資産価値保全保証協会
住所
東京都品川区上大崎二丁目24番9号
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: BIOSCOPE 地盤データ 表層模式柱状図

Wiki3: BIOSCOPE 地盤データ 表層模式柱状図

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