おうちで乾杯
2021-03-15 16:00:02
佐賀の古伊万里酒造が提案するおうちで乾杯プロジェクトの全貌
佐賀の古伊万里酒造が提案するおうちで乾杯プロジェクトの全貌
佐賀県の古伊万里酒造が、コロナ禍の影響を受けて自宅でも手軽に日本酒の魅力を楽しむために始めた「古伊万里おうちで乾杯」プロジェクトが注目を集めています。このイベントは、2021年3月11日から3月20日までの10日間限定であり、オンラインでの試飲会も実施されます。
目的と背景
「古伊万里おうちで乾杯」は、コロナウイルスの影響で外で飲む機会が減った日本酒ファンのために、以下の3つの目的に基づいて開催されています。
1. 古伊万里酒造の美味しい日本酒を多くの方に知ってもらうこと。
2. 日本酒ファンを増やすこと。
3. 古伊万里酒造の特約店に足を運んでもらうこと。
自宅で飲む機会が増えたが、どこで購入すれば良いか困っているという声が多く寄せられたことから、酒蔵としての役割を果たすためのプロジェクトが具体化しました。
注目の「すみやま純米吟醸」
このプロジェクトで特に注目されるのが、炭山地区で生まれた「すみやま純米吟醸」です。古伊万里酒造が位置する炭山集落は、自然豊かな環境の中で酒米「さがの華」を育て、年間約5000本の日本酒を醸造しています。この地域は、2020年には政府から「農山漁村の宝」にも選定されており、地元の農家たちの地道な努力の成果が評価されています。
「おうちで乾杯!」の流れ
このプロジェクトの特徴は、参加者が自宅で気軽に日本酒を楽しむことができるように工夫されている点です。具体的な流れは以下の通りです:
1. 試飲セットの配送:全国各地の自宅に、日本酒の試飲セットをお届けします。
2. オリジナル伊万里焼ぐい呑の提供:限定50個の伊万里焼ぐい呑が手に入ります。
3. つまみの提供:奈良漬けとクリームチーズがセットになっており、酒と共に楽しめるようになっています。
サステナブルな取り組み
また、このイベントでは食べることの有効利用を考慮し、楽しんだ後の酒粕を使ったレシピも提案されています。酒粕に野菜や魚を漬けることで、家庭でも簡単に美味しいお漬物が作れるようになります。これにより、フードロスを抑え、持続可能な消費へとつなげています。
地域経済の再生を目指して
佐賀県では新型コロナウイルスの影響で多くの蔵開きが中止となっていましたが、その中でも地域の酒蔵を支援するために様々な取り組みが行われています。古伊万里酒造もその一環として、このプロジェクトを進め、新たな未来を切り開こうとしています。自宅で楽しみながら、日本酒文化を続けていく取り組みは、地域経済の再生にも寄与することでしょう。
まとめ
「古伊万里おうちで乾杯」は、ただのオンラインイベントにとどまらず、地域とのつながりや日本酒文化の大切さを再認識させる機会でもあります。参加者同士がつながり、笑顔を分かち合うことの大切さを教えてくれるこのプロジェクトに、多くの方々が参加されることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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クラファン総研株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山3丁目15-9MINOWA表参道3F125
- 電話番号
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