アグリ事業の買収
2024-08-15 11:05:35

株式会社椿本チエインが木田屋商店のアグリ事業を買収し新たな展開を開始

椿本チエイン、新会社設立で農業業界に新風



株式会社椿本チエインは、アグリ事業のさらなる拡大を目指し、新たに設立した完全子会社「株式会社ツバキベジムーブ」を通じて、株式会社木田屋商店のアグリ事業を買収しました。この動きは、企業の長期ビジョンにある「人にやさしい社会の実現」や「地球にやさしい社会の創造」といった価値観に基づいています。

アグリ事業買収の背景


椿本チエインは、次世代ビジネスの創出に注力しています。特に、アグリビジネスにおいては、植物工場向けの自動化システムの開発と販売に力を入れており、現在、福井県に「福井美浜工場」を建設中です。これは、2025年7月の竣工が予定されています。この工場は、人工光を使用した植物栽培と研究開発を行う予定です。

その一環として、木田屋商店のアグリ事業を買収することで、その業界での先進的なノウハウや販売実績を取り入れ、持続可能な農業を実現しようとしています。具体的には、木田屋商店の三つの工場とその従業員を譲受し、9月19日より事業を開始する予定です。

ツバキベジムーブの概要


新たに設立された「株式会社ツバキベジムーブ」は、農作物の栽培生産および販売を行います。これに加え、提携植物工場からの農作物の仕入れや販売、コンサルティング業務も展開する計画です。法人名は「ツバキベジムーブ」に決定し、ウェブサイトも開設されています。

  • - 会社名: 株式会社ツバキベジムーブ
  • - 設立日: 2024年7月8日
  • - 本社: 福井県小浜市
  • - 資本金: 7億2500万円
  • - 従業員数: 141名
  • - 売上計画: 初年度930百万円、3年後には2500百万円の売上を見込んでいます。

このように、新会社は木田屋商店から譲り受けたノウハウと技術を活かしつつ、国内外で持続可能なアグリビジネスを拡大していく方針です。

木田屋商店とは


株式会社木田屋商店は、1969年に設立され、スーパーマーケット事業やアグリ事業、不動産事業など、幅広い分野で事業を展開してきました。木田屋商店の豊富な経験と実績は、ツバキベジムーブにとって貴重な資産となるでしょう。

未来の展望


椿本チエインは、アグリ事業の拡大を通じて、より安全で安心な食料の供給を目指しています。植物工場と自動化技術を駆使することで、効率的で持続可能な農業のモデルを確立し、将来へ向けた新たな挑戦を続けていく予定です。地域社会にも貢献しながら、次世代の農業ビジネスのリーダーとしての地位を確立することが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社椿本チエイン
住所
大阪市北区中之島3-3-3中之島三井ビル
電話番号
06-6441-0011

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