月経衛生デー2025に向けた新たな啓発キャンペーンの実施

月経衛生デーに向けた取り組み

2025年の月経衛生デー（MH DAY）は、5月28日に開催される予定です。この日を記念して、株式会社VVVは学生や他のブランド、企業と連携し、月経に対する理解を深めるための様々な啓発活動に乗り出します。活動内容にはサニタリー用品の配布、POP UPステーションの設置、そして関連するトークイベントが含まれています。これらの活動は、月経に関するタブーを払拭し、全ての人々が月経について語れる環境を作ることを目的としています。

月経衛生デー（MH DAY）とは？

月経衛生デーは、毎年5月28日に世界中で実施される啓発の日です。この日を通じて、月経に関連する課題や問題に注目し、どのようにすれば全ての人々が安全で衛生的に月経を管理できるかが議論されます。特に、経済的な環境や知識の乏しい地域では、大きな課題が存在するため、認識を深めることが求められています。

日本での月経に対する理解

この取り組みの一環として、大阪大学の杉田映理氏は、「このような啓発キャンペーンが始まったのは2014年のことですが、今や国際的なムーブメントとして広がりました。日本ではまだまだ認知度が低いものの、昨年には世界中で多くのSNSやメディアが取り上げました」と語っています。彼女は、月経について語ることが当然になり、政策に影響を与えるきっかけになることを期待しています。

実施概要

今回のキャンペーンは『Gift & glow + Talk & know』というテーマのもと、2025年5月28日から約1ヶ月間実施されます。主催は一般社団法人newbeが行い、協賛として株式会社VVVが参加します。さまざまなプログラムが用意されており、以下の内容が含まれています。

プログラム内容

1. GIFT プログラム
サニタリー用品を、POP UPステーション及び全国の大学、提携企業を通じて無料配布します。受け取りには、Instagramで指定のアカウントをフォローし、フォロー画面を提示する必要があります。自身用と誰かに贈る用の2点を受け取ることができます。加えて、月経についてのZINEも配布されるため、サニタリー用品が必要な方だけでなく、その他の方々にもご利用いただける仕組みになっています。

2. POP UP ステーション
POP UPステーションでは、limerimeによるサニタリー用品の受け取りができ、開催期間は6月5日から6月11日までの12:00〜20:00です。場所は東京都渋谷区の東急プラザハラカドです。また、協力ブランドによるPOP UP SHOPも展開され、訪問者はさまざまな商品を享受できます。

3. トークイベント
6月7日には、MH DAYに関連したトークイベントが開催され、99%生分解性のサニタリー用品を開発しているlimerimeの代表と、タンザニアの生理用品工場の工場長が月経衛生デーについて語ります。入場は無料で、定員制となっていますので、早めのお申し込みが推奨されます。

このように、月経衛生デーは一つの機会となり、参加者が月経についての理解を深め、他者と話し合う場を提供します。新しい視点を持つことが、社会全体の意識を変える第一歩になるかもしれません。ぜひ、このキャンペーンに参加し、月経に関する対話を広げていきましょう。