東京ドームが最新MR技術を駆使した新アトラクションXRミッションを発表

東京ドームが展開する新感覚アトラクション「XRミッションシリーズ」

株式会社東京ドームは、最新のMR技術（複合現実技術）を活用した新商品「XRミッションシリーズ」の販売を、2025年6月30日から開始します。このシリーズは現実と仮想を融合させた体験を提供し、エンターテインメント業界で大きな注目を集めています。

MR技術の進化と「XRミッションシリーズ」の開発背景

XR技術には、VR（仮想現実）、AR（拡張現実）、MR（複合現実）、SR（代替現実）の４つの要素が含まれています。これにより、新たな体験ができる空間を創造できる可能性が広がっています。東京ドームは、これまでにない感動的な体験を提供するために、MR技術を駆使したプロダクトの開発に取り組んできました。

「XRミッションシリーズ」では、ヘッドマウントディスプレイを装着してプレイする自由歩行型のシューティングアトラクションが特徴です。初期の導入コストを抑えられるよう柔軟な料金プランを用意しており、第一弾として「XRミッションバトルワールド2045」が登場しました。

アトラクション提供施設と今後の展開

このアトラクションは、千葉県の「龍宮城スパホテル三日月」と北海道の「伊達大滝CHILDHOOD」での導入が決定しています。東京ドームは、今後も遊園地やテーマパーク、商業施設、ホテルなどに向けて、「XRエンタメ体験」を提供する予定です。

「XRミッションシリーズ」の公式サイトには、さらなる詳細が載っています。また、2024年11月には東京ドームシティアトラクションズに「XRミッションバトルワールド2045」が登場し、すでに多くの来場者に体験してもらっています。さらに、2024年8月にはシンガポールでの「Augmented World Expo（AWE） Asia 2024」で「Best in VR賞」を受賞しており、国際的な評価も受けています。

コンテンツの魅力と詳細

「XRミッションシリーズ」は、株式会社日本XRセンターと共同で開発され、VR業界の著名なクリエイターたちが参加しています。コンテンツは高精細で、酔いやすさや画質低下といった問題を可能な限り排除した設計となっています。

ゲームプレイが効率的で、最大4人のチーム制を採用。プレイ中はスコアとランクが表示されるため、友達や家族と競争する楽しさも味わえます。この新たな体験では、仮想と現実が交錯し、リアルな臨場感を体感できます。

「XRミッションバトルワールド2045」のストーリー

ゲーム内の設定は2045年、AIが人類の知能を超え、世界を脅かす時代です。プレイヤーは「タイムガーディアンズ」というキャラクターとなり、反乱を引き起こす巨大ロボット「アノーマリー」に立ち向かいます。まさに時空を超えたアクションが展開する中、仲間と共に戦う醍醐味をお楽しみいただけます。

長期的な展望

東京ドームは今後、さらなるコンテンツの追加を計画しており、導入を希望する法人向けに実際のアトラクションを体験できる機会も提供しています。この先、どのような新たなエンターテインメントが展開されるのか、非常に楽しみです。興味がある方は公式ウェブサイトをぜひチェックしてみてください。

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