2024年 温泉の日を祝う『細かすぎる温泉の実態調査』結果発表
2024年の「温泉の日」を迎えるにあたり、株式会社ゆこゆこは「2024年細かすぎる温泉の実態調査」を実施しました。温泉に対する利用者の意識や行動について、興味深いデータが集まりました。調査を通じて浮かび上がったのは、温泉を求める心理や実際の利用方法です。以下にその詳細をお伝えします。
調査の概要
調査は2024年7月12日から7月15日まで実施され、温泉好きの20代から60代までの男女1,500名が対象となりました。調査結果は多岐にわたり、温泉への行きたい季節や温泉に求める要素、入浴の前後の習慣などが明らかになりました。また、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏による最新の業界解説も踏まえてご紹介します。
温泉に行きたくなる季節
調査によると、最も温泉に行きたくなる季節は冬が44.0%、秋が21.4%と、やはり肌寒い季節が人気なようです。一方で、特に季節を気にしないという層も30.1%おり、旅行者の中にはいつでも温泉を楽しみたいという人が多いことが分かりました。
温泉に求めるもの
温泉訪問時に求めるものについて尋ねたところ、1位は「癒し」で79.6%、2位は「リフレッシュ」で64.3%、3位は「健康」で31.4%との結果が出ました。日々のストレス解消やリラクゼーションを求める傾向が強いことが伺えます。
入浴後の『上がり湯』について
温泉に入った後の『上がり湯』を行うかどうかに関しては、「する」と回答した人が58.3%いた一方で、41.7%は「しない」とのことでした。上がり湯をする理由には「肌や髪に影響を及ぼすかもしれない」という懸念がある一方で、「必要性を感じない」との意見も見受けられました。温泉ソムリエの高野亜理沙氏は、上がり湯の重要性について強調しています。特に刺激の強い泉質の温泉に入った後は、成分をしっかりと落とすことが肌を守ることにつながると述べています。
露天風呂と屋内風呂、どちらが先?
温泉に入る際、露天風呂と屋内風呂のどちらに先に入るかという問いには、ほぼ半数ずつの支持が分かれました。露天風呂派は自然を感じたいという理由、屋内風呂派はまず体を温めたいとの理由が挙げられています。
温泉と動物の関係
また、温泉に入っているイメージのある動物について聞いたところ、多くの人が「猿」を思い浮かべていることが分かりました。特に日本の温泉地で見られる「雪猿」の影響が大きいようです。その他にもカピバラなどがランクインしました。
温泉宿選びのポイント
温泉宿を選ぶ際の重視点を調査したところ、「アクセス」が41.0%でトップ、次いで「価格」が37.1%、そして「料理」が34.9%を占めました。近年、旅行のアクセス性やコストパフォーマンスが注目されていることが反映されています。「非日常」を求めつつも、日常生活に取り入れやすい快適さが求められるようです。
結論
今回の調査を通じて見えたのは、現代の温泉利用者が求めているのは癒しとリフレッシュであり、入浴の仕方や宿選びにこだわりがあるということです。これからの温泉旅行のスタイルは、ますます多様化と個人化が進んでいくことでしょう。ゆこゆこは、引き続き温泉宿の魅力を広める活動を進めてまいります。