ジュニアアンバサダー
2025-12-16 22:19:33

山梨ジュニアアンバサダープログラムの3日目:子どもたちが未来を提言する体験

山梨ジュニアアンバサダープログラムの3日目



「命」「環境」「社会」と向き合う貴重な体験



山梨県が主催する「山梨ジュニアアンバサダープログラム」が、12月15日に3日目を迎え、子どもたちが地域の社会問題と向き合う活動を行いました。「山梨の魅力を語れる子どもを育てたい」というビジョンのもと、プログラムは進められています。この日は、動物愛護指導センターの見学、そしてとよとみクリーンセンターでの体験を通じて、子どもたちは命や環境について深く考える機会を得ました。

動物愛護指導センターの見学



午前中、子どもたちはまず動物愛護指導センターを訪れました。ここでは、保護されている動物たちとの対話を通じて、彼らの現状を学びました。多くの子どもたちが「かわいそう」という感情を持ちながらも、職員から山梨県が現在目指す、殺処分を行わない取り組みについて聞き、社会の変化を感じることができました。このような体験を通じて、子どもたちはただ感情を持つだけでなく、なぜ人々が命に責任を持つ必要があるのかを考えるきっかけを得ました。

循環型社会への理解を深める



午後はとよとみクリーンセンターの見学に移り、地域で処理されるごみの流れや、それが環境や農業とどのように結びついているのかを学びました。独特の匂いが漂う生ごみ処理施設で、子どもたちからは「くさい!」という声が上がりましたが、それと同時に「これが畑につながっているんだ」「捨てたものが再利用される」という気づきが生まれました。五感を使った体験により、環境問題が身近なものとして心に残った瞬間でした。

伝える力を育む



その後、道の駅とよとみに立ち寄り、初日に作成した「ちぢみほうれん草」のPOPを実際に売り場で確認しました。子どもたちは、自らの言葉で地域の魅力を誰かに伝えることで大きな自信と誇りを感じていました。夜には最終日を見据えたプレゼンテーションの準備が行われ、これまでの体験を踏まえて、何を感じ、何を問題と捉えたのか、各自が考えを整理し、言葉にしていきました。

教育としての新たな視点



このプログラムは「教え込む教育」を目指すのではなく、体験を通じて子どもたちの感情を動かし、その思いを社会へ提案する力を育むことを重視しています。山梨県が観光資源や地域の特産物に依存するのではなく、人を育て、挑戦する姿勢を育むこともまた、地域活性化の重要な要素だと考えられています。

最終日のプレゼンテーションに向けて



プログラム最終日には、子どもたちが自ら考えた「山梨をより魅力的に表現するアイデア」を県知事に直接プレゼンテーションする予定です。これまでの学びを通じて得た疑問や発見を、社会への提案として発信する場です。彼らはすでに「学ぶ側」から「語る側」へと歩みを進めており、社会を変える力を育む姿勢が育まれています。

子どもたちが未来を見つめ、地域への情熱を持つ姿勢が、これからの山梨を支えていくことでしょう。明日、彼らは新たな一歩を踏み出します。さらに成長するための機会が、このプログラムを通じて沢山あることを実感しています。

以上が、山梨ジュニアアンバサダープログラム3日目の詳細です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社イマジナ
住所
東京都千代田区麹町3-5-2ビュレックス麹町
電話番号
03-3511-5525

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。