海老名マルイに集まる願いと祈り
海老名マルイが主催するイベント「夜空にとどけ、私の願いごと」では、地域の皆さんが短冊に願いを書き込む機会を提供しました。2025年の夏、海老名に集まった5,940枚もの短冊が、地元の神社である有鹿神社に奉納されました。今回はこのイベントの詳細や、地域のつながり、そしてサステナブルな取り組みについてご紹介します。
願いが詰まった短冊たち
イベントは、2025年7月18日(金)から8月29日(金)の間に行われ、多くの地域住民が参加。短冊には、思いやりを表現する色から選ばれた願い事が書かれ、それぞれの想いが集まりました。特に最も多かったのは、青色の短冊で、仁(思いやり・人とのつながり)に関連した願いが多く寄せられました。様々な願いが「家族の健康」「子どもたちの成長」といった身近なテーマに集中しました。
また、短冊は地元企業である東湘印版株式会社の協力を得て、印刷工程で余った紙を再利用して作られました。この取り組みは、環境への配慮と地域貢献の両立を目指しています。
有鹿神社での奉納
集まった短冊は、9月8日に有鹿神社へ奉納されました。この神社は、相模国最古の神社とされており、地域の人々にとって特別な存在です。奉納の際には、神職によるご祈祷が行われ、短冊に込められた願いが未来へと届けられる過程が皆さんの印象に残る重要な瞬間となりました。
地域とのつながりとサステナブルな取り組み
今回の短冊の制作は、地元の企業との共創によって成り立っています。これまで海老名マルイは「リングメモワークショップ」など、地域とのつながりを築くイベントを行ってきましたが、短冊の製作もまたその活動の一環です。使われた紙は「出番待ちペーパー」と呼ばれるもので、環境負荷を減らすための新たな価値を提案するもの。地元企業との協力により、地域コミュニティへの感謝と共に持続可能な未来を描こうとしています。
今後の展望
今後も海老名マルイは、地域の人々がより良い暮らしを実現できるよう努力していきます。イベントを通じて人々の想いをつなぎ、社会全体のために貢献し続ける姿勢は、多くの人々の共感を呼ぶことでしょう。短冊に託された願いが、これからも地域において輝きを放つ一助となることを願っています。
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