TIB 2周年を祝う特別な一週間
2023年11月、東京都千代田区に位置するTIBが2周年を迎え、これを記念して「TIB 2nd Anniversary WEEK」が開催されます。このイニシアチブは、多種多様なプレイヤーが集まり、それぞれの成果を発信する場として設計されています。
イベントの目的と内容
このイベントは、東京都がスタートアップと協働し、行政の課題解決を目指す取り組みの一環です。TIBでは、オープンイノベーションの理念を基に、さまざまな社会課題に取り組むプロジェクトが進行中です。そして、今回のイベントでは、特に「児童相談所」と「児童養護施設」の情報共有を促進するプロジェクトを代表して発表します。このプロジェクトでは、クラウド上での業務フローを簡素化し、児童入所までのプロセスを従来の11工程から5工程に短縮しました。
プロジェクトの詳細
具体的には、「見える化ツール」として、サイボウズ社のkintoneを基盤にしたクラウド案件管理システム「CloudBalance」を活用しています。このシステムによって、複数の組織間での情報共有が容易になり、従来の電話やFAXでのやり取りを不要にしています。これにより、業務の効率化が進み、子供たちの登録やサポートが迅速に行えるようになります。
参加イベントと登壇
当社は、11月28日(金)に行われるTIBのOpen Innovation Dayセッションで、このプロジェクトの成果を発表することになっています。オープンイノベーションに取り組む大企業とスタートアップが交流し、新たなビジネスの可能性を探るこの機会を大変楽しみにしています。
目指す未来
今回のプロジェクトは、東京都福祉局との協働を通じて、オープンイノベーションの価値を再認識させる取り組みとなりました。社会課題に対する解決策を、ベンチャー企業と大企業が手を組むことで実現する。これこそが、我々が目指すべき未来の形です。
会社紹介
当社「株式会社FISTBUMP」は、テクノロジーを通じて「人らしい」仕事の実現を目指しています。私たちの社風は、相互に助け合うことを重視し、ミスを許容する環境を整えています。このような文化を保つためには、高い生産性を可能にする業務環境が必要です。これにより、社員一人ひとりが「その人らしさ」を尊重し、発揮できる職場を作りたいと考えています。
最後に
TIBの2周年イベントは、まさに未来へ向けた新たな一歩を踏み出す機会となるでしょう。多くの関係者が集い、刺激し合うこの場で、新たなアイデアや解決策が生まれることを期待しています。私たちも、このプロジェクトを通じて得た知見を他の行政分野にも還元し、日本全体の社会課題に対する解決策を模索していきたいと思います。