新しいアドバイザーの就任
株式会社ミツカリ(所在地:東京都渋谷区)は2025年4月1日より、草野広大氏と北川梨津氏をアドバイザーとして迎えることを発表しました。草野氏はニューヨーク大学アブダビ校のポスドク研究員であり、北川氏は早稲田大学組織経済実証研究所の研究員として、それぞれ心理学や経済学の領域での研究に注力しています。彼らの加入は、ミツカリのHR Techサービスがさらに進化する重要なステップとなります。
ミツカリのビジョン
ミツカリは「社会全体の適材適所」という理念のもと、性格データやエンゲージメントデータの収集・活用を目指しています。現在、5,000社以上から50万人以上のデータを収集しており、その基盤を活かして企業の人材管理や組織力の向上に貢献しています。
アカデミックな視点の重要性
草野氏と北川氏の就任は、データを集めるだけではなく、学術的探求が新たな知見をもたらすという観点から重要な意味を持ちます。特に草野氏は社会心理学の専門家であり、社会的な構造や相互作用を深く理解しています。北川氏は経済学に基づいた人材配置の最適化を追求しているため、両者が持つ専門性がミツカリに新たな価値をもたらすと期待されています。
草野広大氏の略歴とコメント
草野氏は、東京都出身で、心理学と体育科学を学んだ後、複数の大学で博士号を取得。彼は社会心理学の視点から不平等や権力をテーマに研究を進めています。草野氏は「心理学とテクノロジーの融合によって新たな境界を開拓することができる」と述べており、ミツカリでの実践的な研究に大きな期待を寄せています。
北川梨津氏の略歴とコメント
北川氏は、大阪府出身でコロンビア大学の博士課程に在籍し、経済学や統計学を駆使して企業の人事における問題解決に取り組んでいます。彼もミツカリのビジョンに共感し、組織文化に関する新たな研究を開始することを期待しています。
人材分析の未来
ミツカリのサービスは、性格適性検査とエンゲージメントサーベイを通じて、個々の特性や組織全体の強みを最大限に引き出すことを目指します。これにより、人と組織のミスマッチの原因を知り、具体的な改善策を提案することで、より良い組織作りをサポートします。草野氏と北川氏の参画によって、今後ミツカリはさらに学術的な視点を取り入れながら、そのミッションを推進していくことでしょう。
終わりに
ミツカリは今後も新たな挑戦を続け、人事と組織の経済学に基づいたデータ解析の可能性を探求し続けます。草野氏と北川氏の加入により、彼らの専門性を活かし、より深い洞察を提供できることを目指します。