未来の木質住宅
2026-03-25 13:05:29

VUILDと三井不動産が共創する未来の木質集合住宅とは

VUILDと三井不動産が共同開発した未来の集合住宅



建築系スタートアップのVUILD株式会社(ヴィルド)は、三井不動産レジデンシャル株式会社と協力し、未来志向の木質集合住宅モデルを発表しました。この住宅モデルは、2026年のCESにおいて、持続可能な社会を目指した「サステナブルパークシティ構想」の一環として計画されています。

環境への配慮とカーボンニュートラルの実現



本プロジェクトの最大の特徴は、建設時のCO2排出量を約40%削減することを目指している点です。国際エネルギー機関(IEA)によると、世界のCO2排出量の37%は建設産業が原因とされており、VUILDはこの社会問題に対し、三つの手法で徹底的にアプローチしています。

1. 曲面スラブによるコンクリート削減



通常は200mmのスラブ厚が必要とされるところ、VUILDは曲面形状の床スラブを開発し、スラブ厚を最薄で80mmに抑えます。この技術により、全体のコンクリート量を削減すると共に、木質型枠工法により工期短縮も実現しています。

2. 雁行配置による鉄骨量の最適化



プロジェクトでは、45度に雁行配置された構造デザインが採用されています。これにより、耐力壁付きラーメン架構と純ラーメン架構の併用により、鉄骨量を約45%削減。さらに、使用する鉄は再生電炉鉄であり、コスト削減にも寄与しています。

3. 両面バルコニーで自然エネルギー活用



この住宅は、開放的な中庭を介して自然の風を取り入れ、夏季の空調負荷を軽減する設計です。バルコニーが二つあることにより、自然エネルギーを活かした居住空間が実現されます。

ガウディの思想を反映した設計



本プロジェクトはアントニオ・ガウディの「カサ・ミラ」の設計思想を受け継ぐ形で進められています。特に通風と自然採光への考慮が大きな要素であり、日本特有の気候や素材をふんだんに活用し、「現代のカサ・ミラ」を目指しています。

2026年にはプロトタイプ完成へ



この計画は単なるアイデアに留まるものではありません。2026年度には実際のプロトタイプが完成し、実測データに基づきその効果が検証される予定です。VUILDは、未来に向けてカーボンニュートラル社会の実現に向けた努力を続けていきます。

VUILDの事業概要



VUILD株式会社は、2017年に設立され、「いきるとつくるがめぐる社会へ」というビジョンを掲げて活動しています。デジタルテクノロジーを駆使し、建築の設計から施工までを手掛けることで、建築の民主化を実現しています。

今後もVUILDの活動から目が離せません。今後の展開に期待し、持続可能な都市作りに貢献していくことを願います。


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会社情報

会社名
VUILD株式会社
住所
神奈川県厚木市下依知1丁目7-24
電話番号
050-1724-2017

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