親子で学ぶ防災の体験ツアーが能登で開催!
2025年の夏、石川県・能登で親子向けの特別な体験型自由研究ツアー「~石川県×クラブツーリズム×Gakken~夏休み自由研究ツアー能登で震災を学ぶ旅」が実施されます。このツアーは、近年頻繁に発生している自然災害の重みを体感し、家族で防災の重要性を学ぶ貴重な機会となる予定です。特に、子どもたちにとっては実際の被災地を訪れ、五感を通じて学ぶことで、知識をより深く理解し、自ら考えるきっかけになることが期待されています。
ツアーの目的と意義
このツアーが企画された背景には、近年の地震や豪雨などの自然災害があるといえます。教育現場における防災教育の重要性は増しており、ただ教科書や報道で知識を得ても、実際の災害の影響を実感することは難しいという問題意識があります。そこで、親子で感じ、考えながら学べる本ツアーが設けられたのです。
実際に訪れる能登半島は、2024年に大きな地震の被害を受けた地域です。ツアー中は、現地ガイドによる生の体験談や地域復興の取り組みを聞き、子どもたち自身がその影響を自分のこととして捉えることができるように設計されています。旅行を通じて得た経験は、そのまま自由研究に役立つように専用のワークシートも用意されており、親子で思い出を作りながら学びを深めることができます。
ツアーのスケジュール
本ツアーは2日間にわたるプログラムで、1日目は「防災道の駅」としても選ばれた「のと里山空港」から始まります。ここでは、実際に津波の爪痕が残る地域を見学し、震災当時の教訓を現地ガイドから学ぶことができます。夜には、ホテルの天文台で星空を観察し、宇宙の神秘にも触れる時間が設けられています。
2日目は、ジンベエザメがいる「のとじま水族館」や、アメリカの宇宙船を展示する「コスモアイル羽咋」を訪問します。家庭での防災教育だけでなく、科学や自然に触れながら興味や知識を促進させるカリキュラムが組まれています。これにより、子どもたちの好奇心を刺激し、新しい学びの体験が提供されるでしょう。
参加概要と申し込み方法
このツアーは、首都圏の小学生とその保護者を対象としており、定員は各回42名。参加費用は1名あたり54,900円から61,900円(税込)で、子どもは5,000円引きで参加可能です。ツアーの開催日は2025年の7月と8月に設定されており、参加申し込みはクラブツーリズムの公式ウェブサイトから行うことができます。電話申し込みは受け付けていないので注意が必要です。
この夏、親子で防災の大切さを学びながら特別な思い出を作るこの機会をお見逃しなく!
学研キッズネットについて
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