東急ストア、カタリナネットワークへの参画
株式会社東急ストアが、カタリナマーケティングジャパン株式会社が提供する日本最大規模のリテールメディア「カタリナネットワーク」に参画することを発表しました。この参画により、東急ストアは首都圏を中心に展開するスーパーマーケット事業において、実購買データを活用したデジタル広告配信サービス「カタリナターゲティングアド」を今秋以降に開始します。
カタリナターゲティングアドの特徴
この新しい広告サービスは、リテールメディアの3つの面(オフサイト、オンサイト、インストア)のうち、オフサイト面をカバーするものです。特に、実際の購買データを用いてターゲティングを行うことで、より精度の高い広告配信が可能になります。
カタリナが持つ全国のGMSやSM、ドラッグストアチェーンのネットワークに結びついた消費者IDに沿った購買データを活用し、多様なフォーマットで広告を展開します。この取り組みは、消費者の関心や興味を基にした中間指標ではなく、実際の購買行動に基づいたデータによりターゲティングを行うため、目的に沿った広告配信を実現することが期待されています。
さらに、配信後にユーザーが店頭で商品を購入したかどうかの効果検証も可能です。これは、オンラインとオフラインを横断的に追跡することにより施策の成果を明確に可視化でき、次のマーケティング戦略や意思決定に活かすことができるのです。
株式会社東急ストアについて
東急ストアは、1956年に設立され、東京都目黒区を本社に持つスーパーマーケットチェーンです。現在、91店舗のスーパーマーケット、26店舗の駅売店、37店舗のコンビニ、6店舗のドラッグストアを運営しており、一般食品、生鮮食品、衣料品、日用雑貨、各種サービスなど幅広い商品を扱っています。
公式ウェブサイト:
東急ストア公式サイト
カタリナマーケティングジャパン株式会社について
カタリナマーケティングジャパンは、国内最大級のリテールメディアネットワークを構築し、小売業者やメーカーのマーケティング支援を行っています。質と量ともに国内トップクラスのID-POSデータを用いて、オンライン・オフラインを問わず幅広いチャネルでのプロモーションやブランディング、意思決定支援を行っています。
公式ウェブサイト:
カタリナマーケティング
この新しい取り組みは、小売業界におけるデジタル広告の在り方を変革する可能性を秘めており、今後の展開が注目されます。