スマートロック導入で早期成約を実現
兵庫県を中心に、約13,000戸の賃貸物件を管理する株式会社ジョイテックが、株式会社ビットキーのスマートロックを導入する実証実験を行いました。この取り組みは、賃貸物件の価値を高め、入居者のニーズに応えることを目的としています。実証実験では、家賃の上乗せがあっても短期間での空室成約を確認し、その驚くべき成果が話題を呼んでいます。
実証実験の詳細
実証実験は、2024年6月1日から6月30日の間、兵庫県尼崎市の賃貸マンションで行われました。築18年の物件で、最寄り駅から徒歩9分というアクセスの良さを誇ります。対象となったのは、空室6戸と入居中の14名。募集家賃は5万円台で、スマートロックの月額利用料として最大3,500円を上乗せして募集が行われました。実験の目的は、家賃に上乗せした場合の空室成約期間を確認することに加え、居住中の入居者に対するニーズを調査することでした。
成果と発見
実証実験の結果、驚くべきことに、家賃を上乗せしたにもかかわらず、全ての空室が「1ヶ月間以内」ではなく「2週間から3週間」で成約されるという成果を達成しました。このことは、仲介担当者からも評価され、他物件との違いを印象付けられたとのことです。
また、入居者へのアンケートでは、一定数の人々が月額の費用負担を承知の上でスマートロックの設置を希望していることが判明しました。つまり、利便性や防犯性の向上に対する需要が明確に存在していることが示されています。
さらに、オーナーに対する承諾率は98%にも達しました。実証実験で得たデータを元に、249名のオーナーにアプローチし、最終的に28名から導入に関する承諾が得られたことは、今回の取り組みの成功を物語っています。
導入の意義
この実証実験は、ジョイテックの業務効率化だけでなく、オーナーと入居者両方の満足度を高める結果を生み出しました。株式会社ジョイテックの管理事業部部長である柳 武士氏は、入居者からの前向きな評価から新たな価値提供の可能性を感じたと述べています。今後は、高齢者向けの見守りサービス等、スマートロックの多様な活用を検討する方針です。
Homehubの紹介
ビットキーの提案する「homehub」は、暮らしに必要なサービスやモノをつなげるプラットフォームで、スマートロックの他にも多彩なサービスと連携しています。これにより、住まう人々の生活がシームレスに便利になり、快適な暮らしを実現する手助けをしています。
まとめ
ジョイテックとビットキーの共同実施によるスマートロックの導入は、賃貸市場における新たな価値の創出を象徴しています。この取り組みは、賃貸物件のオーナーにとっても、入居者体験の向上に繋がる重要なステップとなることでしょう。今後の展開から目が離せません。