ファンケル サプリメント什器
2024-09-18 18:39:12

ファンケル、サプリメント什器を紙製に切り替えCO2削減を実現

株式会社ファンケルは、この9月中旬から全国のドラッグストアなどで展開されるサプリメント什器をプラスチックからFSC認証を受けた紙製へと順次切り替えることを発表しました。この取り組みは、環境への配慮を強めるとともに、プラスチック使用量を驚異の97%削減し、CO2の排出量も26%も削減することを目指しています。

ファンケルの新しい什器は、紙素材ながらも優れた強度を持っており、2023年のテスト展開ではその耐久性や利便性が高く評価されました。この新しい設計は、店舗への設置が簡単で、日常的なお手入れも容易なため、顧客と店舗の双方にとって大きなメリットがあります。

リリースによれば、ファンケルでは「気候変動への対応」「資源循環の推進」「廃棄物削減」を重要課題として掲げ、4R(Reduce, Reuse, Recycle, Renewable)の観点からプラスチック使用量の削減に積極的に取り組んでいます。この取り組みは、2022年に直営店舗で紙パウダーを主成分としたサプリメント什器への切り替えを実施したことから始まりました。また、2023年にはメイクアップ商品専用の什器も植物由来の生分解性プラスチックに変更するなど、具体的な施策を進めています。

さらに、ファンケルは2024年4月からはドラッグストアで展開される化粧品什器もFSC認証紙と再生プラスチックを使用したものへ切り替えていく予定です。これにより、環境への負担をさらに軽減し、CO2排出量削減に寄与します。本什器は折りたたむことができるため、輸送時のスペースを有効活用し、輸送車両の台数削減にも対応できる設計です。

このようにファンケルは、環境への配慮を強化しつつも、消費者への利便性も追求するという両立を実現しています。今後もこの流れは続く見込みで、一般流通や直営店舗における環境への取り組みが一層進化していくことでしょう。サステイナブルな未来に向けたファンケルの取り組みは、他企業のモデルとなる可能性も秘めています。


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会社情報

会社名
株式会社ファンケル
住所
神奈川県横浜市中区山下町89番地1
電話番号
045-226-1200

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