創業270年の伝統を受け継ぐ新工場の設立
1755年に創業した株式会社槌谷は、今年新たな挑戦として新工場の設立に向けて地鎮祭を行いました。この新しい工場は2026年1月の稼働を目指しており、今後生産能力が大幅に向上すると期待されています。
新工場の設立にあたって、代表的な銘菓「柿羊羹」をメインに、様々な柿を使ったお菓子や季節ごとの和菓子・上生菓子の製造設備が整備される予定です。これにより、お客様にはより安全で安定した品質の商品を提供することが可能になるでしょう。
伝統文化の継承と革新
「御菓子つちや」は、宝暦五年から根付いた歴史を持つブランドであり、270年の間多くの人々に愛されてきました。特に「柿羊羹」はその名が全国的に知られ、人気を博しています。新工場が始動することで、更に多くのお客様に本格的な和菓子を届けることができると同時に、岐阜県内の直営店8店舗および全国の取扱店舗へも販売を拡大していく見込みです。
新工場の役割と展望
この新しい工場では、従来の生産方式を踏襲しながらも最新の技術を取り入れた設備が整備されます。これにより、従来の手作りの良さを残しつつも、効率的で高品質な生産が実現されます。また工場立地も重要であり、大垣市内という地域特性を活かした市場戦略が貢献するでしょう。
これに加えて、今後新しい商品開発にも期待が寄せられています。自然の恵みを活かした新たなフレーバーや、季節感を味わえるパッケージ商品など、ユーザーのニーズに応える商品が誕生することを楽しみにしています。既存の「みずのいろ」という伝統和菓子も新工場での製造に期待が寄せられており、新たなアレンジを加えた商品が市場に登場するかもしれません。
地域貢献と未来
株式会社槌谷は、新工場での生産によって地域経済にも貢献できると考えています。地元の食材を使用し、地元の雇用を生むことは、企業の社会的責任の一環です。地域に根ざしながらも全国へとその名を広げていく槌谷新工場の未来が非常に楽しみです。
地鎮祭が無事に終わり、いよいよ進行する工場建設に多くの期待が寄せられています。この新工場が稼働することで、さらなる品質の向上と多様な商品展開が実現することでしょう。「御菓子つちや」が描く未来のビジョンに、私たちも目を向けて応援していきましょう。