GO FOR KOGEI 2021
2021-10-04 11:30:03
新しい日常を見つめ直す「GO FOR KOGEI 2021」北陸工芸の祭典
北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」が教える新しい価値観
北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」が、2021年9月10日から10月24日まで開催中です。この祭典は、新型コロナウイルスの影響で大きく変わった私たちの日常を見つめ直す契機として、日本の工芸の伝統や価値を再評価することを目指しています。
祭典の概要と目的
本プロジェクトは、日本の美しい自然や豊かな文化を背景にした工芸の再考を促し、新しい日常を切り開くための活動です。北陸三県(富山、石川、福井)で同時開催される特別展を通じて、地域のアートや文化を広く国内外に発信することを目的としています。特に注目されるのが、展示やスタンプラリーを通じた地域の「ネットワーク化」です。これにより広域的なアートエリアを形成し、新たな北陸の魅力を探索する一環となっています。
特別展Ⅰ:工芸的な美しさの行方
特別展Ⅰでは、「工芸、現代アート、アール・ブリュット」の3つの分野が融合し、20名のアーティストが参加します。展示場所は富山県の勝興寺、石川県の那谷寺、福井県の大滝神社と岡太神社といった歴史的建物で、文化財空間ならではの工芸の在り方を探求します。この試みは、近代工芸の美を再考し、現代の感性に基づいた新たな価値を提示することを目指しています。
アーティストには、青木千絵や八田豊、田辺竹雲斎など、実力派から若手のアーティストが名を連ねており、独自の視点豊かな作品が展示されています。
特別展Ⅰの見どころ
1. 多様なアーティストによる革新的な作品群
2. 文化財との調和が生み出すエネルギー
3. 技術を超えた新たな工芸の価値評価
特別展Ⅱ:工芸とデザインの未来
特別展Ⅱでは、工芸とデザインの未来を見据え、13名のディレクターと工芸作家、職人たちがチームを組み、生活の日常に役立つ新たなプロダクトを創出するプロジェクト型の展覧会を展開します。この試みは、戦後復興期に築かれた工芸とデザインの結びつきを再探求し、現代における豊かなものづくりを示唆しています。
クオリティの高い製品群はもちろん、アイデアノートやスケッチも公開され、創造プロセスへの興味を惹きつけます。
特別展Ⅱの見どころ
1. 個人の視点から提案される新しい生活道具
2. 地域の職人との交流により生まれる新たな価値
3. プロトタイプの展示や制作プロセスの公開
お得な入場方法と特典
「GO FOR KOGEI 2021」では共通パスポートや個別入場券が販売されており、全会場を効率良く巡ることができます。さらに、特別展会場でオフィシャルブックを購入された方には、先着順で特別な特典が用意されています。これらの特徴を活かして、ぜひこの機会に北陸の工芸とアートを堪能してみてください。
開催場所や詳細なアクセス情報も公開されているので、観覧予定の方はぜひ公式サイトを訪れてみてください。
この「GO FOR KOGEI 2021」で、北陸の工芸が持つ新たな魅力とその可能性に目を向けることで、今後のアートシーンに新鮮な風を吹き込むきっかけとなることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
認定NPO法人趣都金澤
- 住所
- 石川県金沢市下本多町6番丁40-1
- 電話番号
-