最大規模となるワイン＆ウイスキーオークション、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティも登場

海外酒販史上最大規模のオークション「Kaigai Wine & Whisky Auction」

2025年5月18日、東京・麻布台の東京アメリカンクラブにて、海外酒販が主催する「Kaigai Wine & Whisky Auction」が開催されます。今回で39回目を迎える本オークションは、過去最大規模であり、国内外の目利きが楽しみにしているイベントです。

出品されるのは特に貴重な銘酒たち

今回のオークションでは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ（DRC）から170本以上が出品されるほか、名門ドメーヌやボルドーの五大シャトー、さらには希少なウイスキーなど、多彩なラインナップが揃い踏みします。これらは長年の熟成を経て、多くのファンに愛されてきた逸品ばかりです。

特に注目すべきは、DRCが誇る「ロマネ・コンティ」のバーティカルセットです。これは異なる年のワインがプレゼンテーションされるもので、2006年、2020年、2021年という三つの異なる時代のワインが揃います。

- 2006年のロマネ・コンティ：かつての熟成をまとい、今なお荘厳な雰囲気を持ち合わせています。時間の豊かさが感じられる一品です。
- 2020年のロマネ・コンティ：この年は太陽に恵まれたため、力強さと気品が同居しています。凝縮感のあるヴィンテージです。
- 2021年のロマネ・コンティ：厳しい気候を克服した信念が結晶した一瓶。3つの異なる時が一堂に会する貴重な光景が楽しめます。

逸品ウイスキーも見逃せない

さらに、ウイスキーでも目を引く逸品が登場します。特にサントリーの「ザ・センチュリー 40年」は、そのユニークな経歴を持つワインのように、非常に深みのある味わいを提供します。この作品も非常に限られた数量しかないため、オークションで入手するチャンスは極めてレアです。

このウイスキーは、1960年に蒸留され、北海道産のミズナラ樽で40年もの歳月を経て熟成されました。その味わいは、熟成香と和の要素が感じられる、100年に一度の奇跡とも称される逸品です。

参加方法の情報

このオークションには会場での入札をはじめ、オンライン、書面、電話での入札も可能です。参加を希望する方は、事前に登録が必要となりますので、詳細は海外酒販のウェブサイトの専用ページをご確認ください。また、公式カタログは4月下旬より配信される予定です。

会社紹介

海外酒販は、1967年にワイン部門として発足し、1991年には分離独立しました。時間とともに名を馳せるインポーターとしてワインを手掛け、2000年からはオークション事業を展開しています。最新の体制では、ウイスキーを含む多様なオークションを行い、アジア市場においても信頼されるコレクションを提供しています。