大阪・関西万博に集う学生たちの挑戦
2025年、待望の大阪・関西万博にて「紙飛行機プロジェクト」が生み出す新たな試みが注目を集めています。このプロジェクトは、世界中の人々が持つ価値観を集め、それを紙飛行機に託して空に飛ばすというユニークな取り組みです。目的は、互いの価値観を尊重し合える共生社会の構築に向けた第一歩を踏み出すこと。
プロジェクトの概要
「紙飛行機プロジェクト」は、大阪・関西万博の共創チャレンジの中の一つとして登録されています。この活動では、参加者から「世界のだれかに届けたいあなたが大切にしている言葉」をテーマとし、次の二つの形式で作品を集めています。
1.
紙飛行機を飛ばす動画 - 大切な言葉を語りながら、紙飛行機を飛ばす様子を収めたもの。
2.
写真 - 紙飛行機を広げてその上に書かれた大切な言葉を見せるもの。
このプロジェクトには、これまでに約30カ国からの参加者と、日本国内の約40都道府県から400組以上の方々が参加しており、その成果をまとめた映像を製作するなど、広範な協力が得られています。
大阪・関西万博でのイベント
このプロジェクトの一環で、2025年7月10日には大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」で、KIBO宇宙放送局が主催する「KIBO SPACE LIVE」が開催されました。約2000人の観客を前に制作した動画が上映され、紙飛行機プロジェクトの想いや未来社会に向けたビジョンを担当者の山岸が語りました。
また、宇宙飛行士の大西卓哉さんも参加し、観客は彼からのインスピレーションを受け取る貴重な機会となりました。この映像は後日、YouTubeでも配信されており、視聴可能です。
日経未来社会共創ゼミでの活動
続く7月12日には、フューチャーライフビレッジで開催された「日経未来共創ゼミ」にも参加し、再度紙飛行機プロジェクトの成果を発表しました。当日はパネルディスカッションも行われ、プロジェクトに関わった学生たちがこの取り組みを通じて得た経験や未来への思いを情熱的に語りました。
参加メンバーの多様性
紙飛行機プロジェクトの運営には、様々なメンバーが関わっています。代表の山岸荘汰をはじめ、副代表の髙本晴香、映像制作を担当する山形優葵乃など、幅広いバックグラウンドを持つ学生たちがプロジェクトの中心となっています。また、多くの協力団体やアンバサダーが支援を行い、より多様性のある取り組みとして進化しています。
まとめ
「紙飛行機プロジェクト」は、価値観を尊重し合う共生社会を実現するための重要な一歩です。就学中の学生たちの情熱と革新的なアイデアが、世界中の人々をつなげ、未来をより良いものに導いていくことでしょう。このプロジェクトの詳細は、公式サイトにも記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトはこちら
※本プロジェクトはNPO法人おりがみが中心となり実施しており、若い力を集結させて新しい価値観の共創を目指しています。