驚異と怪異の世界へようこそ!
2024年9月14日から11月17日の期間、北海道の白老町にある国立アイヌ民族博物館では、特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」が開催されます。この展覧会では、人々の想像力のもとに生まれた不思議で幻想的な生きものたちが一堂に会し、来場者を驚かせることでしょう。
展示内容の紹介
本展では、世界中から集められた霊獣や幻獣、さらには怪獣に焦点を当て、それらの多様な姿を祭具、衣装、絵画、彫刻などさまざまな形で展示します。人間の想像力と創造性の源泉を探るこの企画では、ただの伝説や神話にとどまらず、文化的背景や歴史を深く理解する手助けがなされることでしょう。また、驚異的な存在たちの描かれ方やその影響を探求する内容も盛り込まれています。
期間中の特別イベント
また、展覧会では講演やトークイベントも予定されています。9月14日には開会記念ギャラリートーク、15日には特別講演「人はなぜモンスターを想像するのか?」が行われる予定です。これらのイベントを通じて、参加者は専門家から直接話を聞きながら、展覧会のテーマをさらに深めることができます。
みどころ
展示される作品の中には、プエルトリコのヴェヒガンテ衣装や、ソロモン諸島のトビウオ漁用の釣具、さらにはアイヌのアイコニックな存在である耳長お化け《キサㇻリ》が見られるなど、国際色豊かなラインナップが揃っています。これらの異なる文化に根ざしたクリーチャーたちの姿は、想像力をかきたて、訪れる人々を新たな発見へと導いてくれることでしょう。
入館料
観覧料は大人300円、高校生200円、中学生以下は無料です。また、文化財保護や地域活性化を目的とした様々な協力機関の参加もあり、地域の魅力を引き出す催しとなっています。
最後に
この特別展は、アイヌ文化やさまざまな伝承に興味がある人だけでなく、広く文化や歴史に関心のあるすべての人々に向けたものです。ぜひこの機会に、不可思議な生きものたちと出会い、彼らが織り成す神秘の世界に触れてみてください。詳細な情報は、
特別展示のウェブサイトをご覧ください。