アバナード株式会社の年頭の挨拶
新年を迎えるにあたって、アバナード株式会社の鈴木淳一社長が2025年の展望を語られました。2024年は能登半島地震の影響で始まり、多くの人々が影響を受けました。この自然災害に立ち向かいながら、政治や経済においても次世代を見据えた変革が進む中、AIの急成長が特に顕著でした。
AIの浸透とビジネス変革
AIは日常生活やビジネスの在り方を根本から変える要因となっています。アバナードは、AIによる価値創出に力を入れており、実際にさまざまなプロジェクトを通じて顧客の業務改革を支援しています。例えば、みずほ証券への「MOAIチャット-Build on ChatGPT-」の導入や、第一三共グループの自社生成AI「DS-GAI」の開発をサポートしました。これらは、AIが企業運営に重要な影響を与える可能性を示す好例です。
地方創生についても活発に取り組んでおり、大阪府河南町とデジタル化に関する協定を締結、山形県酒田市では地域DX人材の育成を進めるなど、多方面にわたる支援を行なっています。これにより、地域の産業発展にも寄与する姿勢を強調しています。
イベントと社会貢献
また、アバナードは初のフラグシップイベント「アバナードBeyond AI フォーラム 2024」を開催し、自社のAIソリューションや成功事例を紹介。AIを活用したビジネス成長のためのインサイト提供にも力を注いでいます。
そして、社会貢献の一環としてお茶の水女子大学の基金に寄付し、紺綬褒章を受章したことは、大変名誉なことといえます。こうした取り組みが、同社の企業イメージをより高める要因となっているのです。
グローバルな成功と今後の方向性
さらに、アバナードは19度目の「マイクロソフトグローバルSIパートナーオブザイヤー」を受賞し、その地位を確固たるものにしました。この成果は、グローバルなスケールでの技術的専門性の集大成であり、アバナードのさらなる成長を促進するものです。
2025年はAIエージェントの進化やCopilotの浸透が進む年となるでしょう。労働人口の減少が進む中で企業にとって業務改革や働き方改革は急務です。アバナードは、さまざまな企業のニーズに応じたAIトランスフォーメーションを推進し、新たなビジネス価値を創出していく所存です。
20周年を迎える意義
2025年は、アバナードの日本オフィスが設立20周年を迎える年でもあります。これを機に、さらなる社会貢献と顧客支援を重視し、社員一丸となって精進することを誓っています。引き続き、皆様のご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
アバナードは、マイクロソフトテクノロジーのリーダーとして、さまざまなビジネス課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献するため、日々努力を続けています。