『家守綺譚』漫画化
2025-09-25 12:15:18

梨木香歩の傑作『家守綺譚』がついに漫画化!特製ポストカードも登場

梨木香歩の名作小説を漫画化した『家守綺譚』本日発売!



日本文学界にその名を刻む梨木香歩の小説『家守綺譚』が、近藤ようこの手によって漫画化され、本日、令和5年9月25日に新潮社から刊行されました。この作品は、読者から非常に高い評価を受けており、早くも多くのファンの注目を集めています。

特典ポストカード



特に注目すべきは、一部の書店において、単行本を購入した際に特製の限定ポストカードが配布される点です。これは、作品の魅力をさらに引き立てるアイテムとして、ファンにはたまらない特典となるでしょう。特定の書店リストも出ていますので、ぜひチェックしてみてください。

漫画化の背景



『家守綺譚』の漫画化は、雑誌「波」での連載から始まりました。読者はその独特の世界観や繊細なストーリー展開に感銘を受け、多くの反響が寄せられました。原作者である梨木香歩が描く物語は、時代背景の明治時代を舞台に、亡き友の家での不思議な日々を綴っています。本作の主人公、文筆家・綿貫征四郎が経験する神秘的な出来事が、四季折々のかたちで描かれています。

作品の内容



物語の舞台は、綿貫が亡き友、高堂の家の「家守」として過ごす場所。そこに広がるのは、様々な草花が咲き誇る庭と、思わず驚かされる出来事の数々。高堂の家の庭には白木蓮や都わすれ、萩、サザンカなどが生けられ、さらに河童や化狸といった不思議な生き物たちとの出会いが待っている。不思議に満ちた日々の中、綿貫は季節の移り変わりを感じながら、やがて高堂の物語を書く決心をするのです。

この物語は、人と自然との関係を描写し、時代を超えて今に残る普遍性を表しています。読者は、綿貫の目を通じて、かつての日本の風景や人々とのつながりを垣間見ることができるでしょう。

特別対談掲載



さらに、『家守綺譚』の刊行を記念し、今月27日に発売される「波」10月号では、原作者の梨木香歩と漫画化を手がけた近藤ようこの特別対談が掲載されます。実は二人はこの対談が初対面であり、どのような話が繰り広げられるのかとても興味深いです。対談では、原作者としての梨木さんが語る漫画の魅力や、近藤さんが漫画化する際に心がけた点など、貴重なストーリーが満載です。表紙には近藤さん本人と原画を撮影した特別な写真が使われており、この機会にぜひ手に入れたいものです。

著者について



梨木香歩(なしき・かほ)


梨木香歩は、1959年生まれの著名な小説家で、豊かな想像力と独特の語り口で数々の作品を執筆してきました。彼女の作品には、『丹生都比売梨木香歩作品集』や『冬虫夏草』など、多くの名作があり、今もなお読者の心をつかんでいます。

近藤ようこ(こんどう・ようこ)


一方、近藤ようこは1957年生まれの漫画家として、大学在学中にデビュー。彼女の作品は独自の視点と深い造詣をもとに、多くの作品が評価されています。『水鏡綺譚』や『逢魔が橋』など、その実力は折り紙付きで、「家守綺譚」でもそのスキルを存分に発揮しています。彼女が描く『家守綺譚』は、今後も多くの読者を魅了することでしょう。

まとめ



『家守綺譚』の漫画版は、梨木香歩の美しい物語が近藤ようこの手により新たに生まれ変わりました。特製ポストカードや特別対談が楽しめるこの機会に、ぜひ多くの人々にこの素晴らしい作品に触れていただきたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社新潮社
住所
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220

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