あわら温泉の女将が12年目の挑戦を開始!
あわら温泉において、地域の女将たちによる日本酒づくりプロジェクトが、今年で12年目を迎えます。このユニークな取り組みは、観光と農業を組み合わせ、さらなる地域の魅力を引き出しています。2024年12月23日火曜日には、新酒『女将』の披露会が予定されており、会場では女将や蔵元が参加し、地域の絆や伝統の味をアピールする絶好の機会です。
プロジェクトの背景
この試みは、2015年の北陸新幹線金沢開業を契機に始まりました。地域の女将たちが利酒師の資格を取得し、自ら酒づくりに踏み出したことで、地元の文化や特産品を活用する新しい形の観光地づくりがスタートしたのです。このプロジェクトは、地元産の米と九頭竜川の清水を利用し、久保田酒造と剱岳ファームといった地域の農業や製造業者と連携しています。
新酒のお披露目会
新酒のお披露目会は、アフレア(芦原温泉駅西口賑わい施設)で行います。午前11時30分から開会し、まず来賓の紹介が行われ、今年のお酒づくりの振り返りが続きます。また、同時に酒造りの様子や田植えの様子を映像で紹介し、地域の成長を感じてもらう場となります。
お披露目会では、新酒の発表を行い、蔵元による利き酒のコーナーも設けられています。生産者からは逸品の紹介や感謝のメッセージが届き、参加者には新しい『女将』を楽しむ機会が提供されます。この日は、地域の誇りとも言える新酒を共有し、皆で祝う特別な日となるでしょう。
あわら市の魅力
あわら市は、豊かな自然と歴史ある温泉が共存する地域です。開湯140周年を迎えたあわら温泉は、全国幸福度ランキングで何度も1位を獲得しており、住む人、訪れる人が幸福な気持ちになる特別なスポットです。観光だけではなく、地元の農産物や文化も大切にされ、地域全体が生き生きとした雰囲気にあふれています。
今後の期待
これからもあわら温泉の女将たちが、地域のしっかりとした伝統を支えながら、新たな挑戦を続けていく姿は、観光客にとっても魅力的な要素となることでしょう。今後もこの取り組みが地域に及ぼす影響や、あわら温泉のさらなる進展に注目が集まります。また、新酒『女将』の行く先には、地域の観光促進や地元ブランドの確立に寄与する期待が高まっています。ぜひこの機会に、新酒『女将』の魅力を堪能しながら、あわら温泉を訪れてみてはいかがでしょうか。