日本人起業家支援
2020-09-03 05:00:01

アジアの日本人起業家を支援するネットワーク「ルーツ」の展望と挑戦

アジアビジネスにおいて、日本人起業家やスタートアップの支援を目的とした専門家ネットワーク「Luatsu(ルーツ)」が新たに設立されました。このプラットフォームは、アジアおよび日本で活動する弁護士や会計士、コンサルタントなどの専門家を一つのネットワークにまとめ、相互に協力し合うことで、グローバルな視点でのスタートアップ支援を目指しています。

Luatsu(ルーツ)の成立背景



「ルーツ」は、設立した弁護士の工藤拓人氏がこれまでの経験をもとに立ち上げたもので、彼自身が海外での業務において日系企業の支援を行ってきた実績があります。日本からアジア、さらには世界へと視野を広げたいとする起業家たちが、専門家の力を借りてよりスムーズにビジネスを展開できるよう、各種支援を行うことが目的です。

どのような支援を行うのか



「ルーツ」では、単なる専門業務の支援だけでなく、当事者としての立場でドラスティックなサポートを展開します。特に、アジア市場への進出を考える起業家にとって、法律や税務、ビジネス戦略面での専門的なアドバイスは不可欠です。これらを一手に引き受ける専門家たちは、それぞれ異なる組織に所属しながらも、共通の志を持って協力し合います。また、Covid-19により分断されたように思える国際社会でも、強固な連携を築くことで新しいビジネスチャンスを創出していく狙いがあります。

専門家の参画と具体的な支援内容



現在「ルーツ」には、多数の専門家が参加しており、アジアにおける複雑なコンプライアンス問題についても支援が可能です。工藤氏は、個人としてのエンジェル投資を行っていることから、資金面でのサポートも視野に入れています。これにより、新興企業が初期段階からアジア市場をターゲットにした事業を展開する際のハードルが低くなるでしょう。

参加する専門家



初期メンバーとしては、法律事務所や会計事務所から多くの専門家が参画しています。例えば、I-GLOCAL CO., LTD.、弁護士法人One Asia、ファースト&タンデムスプリント法律事務所など、各分野のトップクラスの専門家が集結し、彼らの知識と経験を活かして支援を行います。これにより、ただの知識提供にとどまらず、実践的なアドバイスや実行可能な戦略を提供することが期待されています。

今後の展望



「ルーツ」は、アジアにおけるスタートアップと共に成長し、国際ビジネスの拡大をサポートするために活動を続けていきます。工藤氏は、今後も個人としても「アジアから世界」を目指す起業家に対する支援を拡大していく意向を示しています。これまでのネットワークをさらに強化し、さらなる信頼関係を築くことで、より多くのビジネスの成功を支援できるよう努めていくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社Luatsu
住所
東京都港区愛宕愛宕グリーンヒルズMORIタワー34階
電話番号

トピックス(IT)

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