フードロスを救う新ブランド「GREEN DOLCE」が焼き菓子セット発売

新ブランド「GREEN DOLCE」からの新提案

2023年5月22日10:00より、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシが、新たなスイーツブランド「GREEN DOLCE」を発表し、特製の焼き菓子セットを予約販売します。このブランドは、規格外の野菜や加工過程で発生する食材の端材を利用し、「かくれフードロス」を解消することを目指しています。

フードロスを美味しいスイーツに

「GREEN DOLCE」は、年間1760万トンに上る食品廃棄物の中でも、まだ食べられるのに廃棄される「かくれフードロス」に焦点を当て、新たな美味しさを提案しています。世界大会で受賞歴のあるパティシエたちが、使用する食材にこだわり、ユニークで美味しいスイーツを創り出しています。

焼き菓子の内容

販売される焼き菓子セットは2種、各セットは5個入り。未利用素材を使ったフィナンシェやクッキーが詰め合わせられています。これらはすべて、環境に優しいだけでなく、食べる楽しみを提供します。商品開発には、素晴らしいスイーツを生み出すことで知られるパティシエ、田中俊大シェフと松田みどりシェフが参加しています。

- 焼き菓子セット（VERTコラボ）

- 酒粕と抹茶のフィナンシェ（3個）
- さつまいもとコーヒーのアメリカンクッキー（2個）

- 焼き菓子セット（amazooniaコラボ）

- ワインの澱といちじくのフィナンシェ（2個）
- ごまおからのフィナンシェ（1個）
- ごまとコーヒーのフロランタン（2個）

これらの焼き菓子は、例えば日本酒の絞り粕やコーヒーの粉末など、普段は廃棄されるはずの素材を活用しています。フードロスを減らす取り組みながら、見た目も味わいも楽しめるスイーツに仕上げています。

シェフの思い

田中俊大シェフと松田みどりシェフは、それぞれ未利用食材の可能性についての驚きや共感を寄せています。彼らは、材料の廃棄を減らすことができることに感謝しつつ、料理を通じて新たな可能性を見出すことの重要性を訴えました。さまざまな事業者もこの取り組みに共感し、自社の食材が再活用されることを嬉しく思っています。

クラダシのビジョン

クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニー」として、持続可能な社会へ向けた活動を展開しています。フードロスの削減を目指して、廃棄される食材を価値あるものに変えるプロジェクトを進めており、「GREEN DOLCE」もその一環です。

今後も、さまざまな食の専門家や事業者と協力しながら、フードロス削減に貢献していく予定です。