一般社団法人まじめに輸入ビジネスを研究する会(略称:ユビケン)が、韓国の最大級クラウドファンディングプラットフォームである《Wadiz》との公式パートナー契約を締結したという発表がありました。これは、2025年12月に行われる予定で、日本企業としては唯一の提携となります。この提携により、日本のメーカーや事業者が韓国市場へ進出する際の言語の壁、物流の問題、決済手続きなど、越境ECならではの課題を軽減する取り組みが進められます。
背景:韓国市場の特性
近年、韓国ではクラウドファンディングが新しい商品のテストマーケティングや初期販売、消費者のファン形成の手段として定着しています。特に、《Wadiz》は月間約1,000万人のユーザーが利用しており、ガジェット、ファッション、ビューティーなど多岐にわたるジャンルでヒット商品を生み出しています。しかし、日本企業が韓国に参入するためには、法規制の理解や、ローカライズ、国際配送と韓国内配送、さらには現地カスタマーサービスへの対応など、複雑な業務に直面することが多く、これが大きな障壁となっていました。
ユビケンの実績とパートナー契約の意義
ユビケンは、国内の主要なクラウドファンディングプラットフォームであるMakuake、CAMPFIRE、GREENFUNDINGからパートナー賞を受賞しており、越境ECと輸入ビジネス分野における実績を高く評価されています。このような実績を背景に、今回のWadizとのパートナー契約に至ったのです。
提供される4つの支援
この提携により、ユビケン経由で日本の事業者が受けられる支援は以下の4つです:
1.
掲載プロセスの効率化 - 公式パートナーの特別ルートにより、プロジェクトの審査から公開までのプロセスを迅速化します。
2.
現地ローカライズ支援 - 韓国市場の消費トレンドに即したページ構成やコピーライティング、マーケティング戦略の立案を支援します。
3.
ワンストップ対応 - 国際配送や現地カスタマーサポートなどの手続きをワンストップで代行します。
4.
韓国発ヒット商品の「逆輸入」支援 - 韓国の成功製品を日本市場に展開する際のサポートも行います。
今後の展開
今回の提携を受け、2026年2月7日には東京・霞ヶ関で共同セミナーを開催する予定です。このセミナーでは、日本のメーカーや事業者向けに韓国市場への展開ノウハウを共有します。また、オンラインセミナーや事業説明会も定期的に開催し、情報の提供を続けることを目指しています。
Wadizの紹介
《Wadiz》は2012年に設立され、これまでに約9万件のプロジェクトを仲介してきた韓国最大級のクラウドファンディングプラットフォームです。事業者のアイデアを市場でテストし、成功へと導く役割を果たしています。
結論:国境を越えたプロダクト流通の実現
今回の提携は、日本が誇る技術やデザインを韓国へ、また韓国の革新的な製品を日本へと流通させるための基盤を築く大きな一歩です。ユビケンは今後も国境を越えたビジネスの促進に尽力し、プロダクトがグローバルに流通する環境づくりに取り組んでいく所存です。