大学部活と企業との新しい架け橋
2023年、株式会社スポンサーズブーストと株式会社リーディングマークが画期的な協業をスタートさせました。この新しい試みは、企業が大学の部活動に小額のスポンサーとして出資することで、部活学生と企業との早期かつ深いつながりを構築するプラットフォーム『SPONSORS BOOST』です。さらに、企業の採用活動におけるミスマッチを防ぐため、リーディングマークが提供する『ミキワメ 適性検査』と連携することが特徴です。
協業の狙い
大学生活をハードに送る部活動の学生は、一般学生に比べて就職活動を開始する時期が遅れることが多いと言われています。体育会系の学生は、その苦労から学業と部活動を両立する素養が認められており、企業側では彼らを積極的に採用したいと考えつつも、実際には適切な接点を見出すことに苦労しているのが現状です。この協業は、企業と部活動間の新たな「Win-Win」の関係を構築し、双方のニーズを満たすことを目的としています。
連携内容の詳細
部活動が『SPONSORS BOOST』に登録されると、その部活動に所属する学生たちは『ミキワメ 適性検査』を受けることが求められます。この受験により、学生たちは自らの特性を理解し、早い段階から自身のキャリアについて考えるきっかけとなります。また、企業は出資した部活の全メンバーのプロファイルを確認でき、そこには『ミキワメ 適性検査』の結果も含まれます。これにより、自社にフィットした人材の特性を理解しやすくなり、より効果的な新卒採用を実現可能にします。
企業と部活、双方のメリット
この新プラットフォームの利点は、部活動の増加と部員のモチベーション向上に寄与するだけでなく、企業側にとっては長期的な採用コストの削減にもつながります。例えば、最低30,000円の出資で1名の学生を採用できれば、一般的な採用手法よりも大幅なコストパフォーマンスが実現できるのです。また、企業イメージの向上にもつながり、地域貢献およびSDGsの視点に基づいた活動も評価されるでしょう。
今後の展開
両社は今後、公式ウェブサイトやSNSを通じて互いのサービスを紹介し、認知度向上とともに部活動の登録及び企業とのスポンサー契約の促進を進めていく考えです。これにより、より多くの企業と部活動とが結びつき、鮮やかな協業の姿を展開していくことが期待されます。
この協業に関して、スポンサーズブーストの代表取締役・西里将志氏は、「働く人の幸福を実現することを目指すリーディングマークとの連携は、部活を通じて新たな採用活動を促進し、未来に貢献できると信じています」と述べています。リーディングマークの代表・飯田悠司氏も、「部活生と企業のマッチ度を高めることで、良好な出会いを増やし、採用ミスマッチを防ぎたい」と期待を寄せています。
この仕組みは、今後の就職活動において学生と企業の双方に真の価値をもたらすものと期待されています。
会社概要
株式会社スポンサーズブースト
- - 所在地: 大阪市西区新町1丁目5-7 四ツ橋ビルディング2F
- - 設立: 2023年8月
- - URL: スポンサーズブースト
株式会社リーディングマーク
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門3丁目8-21 虎ノ門33森ビル10階
- - 設立: 2008年1月
- - URL: リーディングマーク